お盆の帰省、こんなときだから会っておく

今年のお盆、出不精なわが家には珍しく、夫の実家方面への帰省を計画していました。

ところが、その直前に九州地方で大きな地震が。

夫の実家は愛媛県。

南海トラフ地震注意のニュースが流れる中、行くか行かないかギリギリまで判断に迷いました。

地震の情報を見たり、夫と話し合う中で、結論としては予定通り決行ということに。

こんな時だからやめておくのではなく、こんな時だから会っておくことにしたのです。

色々な事情があって、夫の父(娘たちからすると祖父)に会うことができるのは今回が初めて。

ご高齢でもあるので、何度も頻繁に会えるわけでもなく、この機会を逃したくない〜という思いが強くありました。

とはいえ、万が一に備えて準備は万全に。

車には大量の水と食料、防災リュックを積み、ガソリンもほぼ満タンを保てるように。

ありがたいことに何事もなく、2泊3日の帰省を無事に終えることができました。

そしてその数日後、今度は日帰りでわたしの祖母に会いに行きました。

大阪の高齢者施設に入所している祖母は、今年で95歳。

年齢を考えると、祖母もいつ何があってもおかしくない状況。

娘たちの大きくなったら姿を見てもらおうと、わたしの父母と妹も同じ日に施設で待ち合わせをしました。

母と妹が用意してくれていた色紙にわたしと夫も一言メッセージを書き、長女と次女には好きなイラストを描いてもらって祖母に手渡すと、本当に嬉しそうにずっと眺めていました。

会いに来てよかった、と心から。

夏休み中の色々なニュースを見ていると、地震などの天災も、高速道路や海での事故も、いつ何が起こるかわからないような状況。

会いたい人には会っておきたいと、改めて感じています。