おはようございます。
今日はちょっと昔の話を。
うちの姉妹は最初は母乳とミルクの混合、途中からミルクだけで育ったのですが、そのことについてお話したいなと思います。
長女の時の経験からつらつらと思い出しながら書いてみます。
もし今、ミルク育児への葛藤を抱えている方が読んでいただいていれば、少しでも参考になれば嬉しいです^^
長女出産後、母乳にこだわっていた時期
元々は母乳で育てたいと思っていて、産院でも母乳指導を受けました。
徐々に赤ちゃんの飲める量が増えていくにつれて母乳の出もよくなりますよ〜と言われて退院。
ところが、長女は授乳がおわってもギャンギャン泣いていて、ミルクを上げると落ち着くという状態が続きました。
母乳の量が少ないのかも…と思って、真面目すぎたわたしは赤ちゃんの体重を測るスケール(体重計)を購入し、授乳前と後で長女の体重を測るようになりました。
すると、15gぐらいしか増えていなかったんです。
生後2ヶ月頃だったかな。とてもショックでした。
そこから色々調べて、桶谷式のマッサージを受けに通うようになりました。土日に夫に車を出してもらってマッサージを受けたり、アドバイスされたように毎日水分をたくさん摂ることと、お米を食べるように大きなおにぎりを作って食べていた期間が2ヶ月ほど。
それでも、わたしの母乳は全然出ず、本当に心が折れかけていた時、夫に「もうミルクにしようかな」と言ったら「その方がストレスないんやったらミルクでいいやん」と言ってくれたので、母乳にまだ未練はありつつもミルク育児に切り替えました。
それでもミルクへの葛藤は拭えず
長女が生後4ヶ月頃からミルクで育てると決めたものの、これでよかったのか全く自信がない育児生活を送っていました。
特によく覚えているのは、定期的に通うようになったベビーマッサージ教室でのこと。
先生も集まるママさんたちもとても良い人達で、リフレッシュの場になっていたのですが、ベビーマッサージ後の赤ちゃんの水分補給タイムでは皆さん揃って母乳をあげていたんです。
わたしはミルクを作って長女に飲ませながら、なぜか「すみません…」みたいな気持ちでした。
今思うとそんな気持ちになる必要全然ないし、堂々とミルクをあげればよかったなと思うのですが、当時はそんな感じでした。
「母乳 ミルク 違い」でひたすらネット検索をしたり、かなり神経質になっていたな〜と思います。
ミルク育児いいかも!と思い始めた頃
そんな中で、ミルク育児のメリットが!
①生活リズムをつくりやすい
ミルクは母乳より腹持ちが良いと言われますが、長女が生後6か月を過ぎたあたりから、夜中の授乳がなくなりました。
夜8時半頃に寝かせて朝の5時頃までノンストップで寝ていることが増えてきました。
これは長女の性格的なことも関係していると思うので、ミルク育児=よく寝てくれると言い切れませんが、夜寝てくれるようになったのはとても助かりました。
それと同時に、生活リズムができてくるのも早かったように思います。
母乳と違ってミルクは消化が遅いので、3時間は授乳間隔を空けないといけません。
朝起きる時間が決まってきたので、1日の授乳時間を5時台、8時台、11時台、14時台、17時台、20時台と決めると、昼寝時間も決まってきて、わたしも過ごしやすくなりました。
②どこでもあげることができる
外出時も、ミルクだと人前でもあげることができます。
当時はコロナ前だったのでよく出掛けていましたが、飲食店でもミルクを飲ませながらテーブルに座ることができます。
ただ、ミルクや哺乳瓶、お湯やお白湯を持って行く必要はあるので荷物は多くなります。(わたしはこれを正当な理由として、ずっと欲しかったmarimekkoのリュックをマザーズリュックとして購入しました笑)
ショッピングモールにはお湯とお白湯が用意してある所も多いので、出かける先の授乳室情報をチェックしていました。
③飲んだ量がわかる安心感
月齢によってミルクの量や飲む回数は変わってきますが、目で見てどれだけ飲んだかがわかるので、いつもに比べて飲む量が少ないと体調が悪いのかな?という危機管理にもなります。
それと、子どもがグズグズし始めた時、「さっきこれだけ飲んでたからお腹が減ってぐずっているんじゃないな」とグズグズしている理由の選択肢を一つ消すことができました。
飲んだ量がわかるというのは、いろんな面で育児をやりやすくしてくれたなと感じています。
④卒乳がスムーズ(わが子の場合)
個人差はあると思いますが、夜寝る前のミルクをやめるのがとてもスムーズでした。
200mlのミルクの代わりに同量のお白湯を哺乳瓶に入れて飲ませると、ゴクゴク飲んで朝までぐっすり。
徐々にコップに移行していき、哺乳瓶ともすんなりお別れできていました。
初めは後ろめたさを感じながら始めたミルク育児。
いざやってみると、母乳に比べてめんどくささもありながら、メリットもたくさんありました^^
一番大きかったのは生活リズムを付けやすかったことかなぁと。
次女も生後2ヶ月までは母乳とミルクの混合、その後は完全ミルク育児に切り替えました。
次女の場合も生後半年ぐらいから夜中の授乳がなくなり、日中の昼寝リズムも整ったこと、そして何より後ろめたさがなくなって堂々とミルク育児できたことで、身体も心も楽に過ごせたように思います。
もし万が一、もう1人産むことがあったとしても、わたしはミルク育児を選ぶと思います。
読んでくださっている方の中で、母乳で育てたいと思っていても思うようにいかないという方の参考になれば嬉しいです^^
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!