大人のかける言葉、表情は子どもに伝わりすぎている

今日は最近のこと、子育てのなんでもない雑談ですが記録しておこうと思います。

この春小学校に入学した長女。

給食は食べられる量を伝えて容器に入れてもらう制度らしいのですが、食いしん坊な長女は常に「大盛りで!」とお願いしているとのこと。

いいやんいいやん、いっぱい食べといで〜と言っていたのが4月頃。

ところが、ゴールデンウィーク前あたりに子どもたちが夕飯を食べていた時のこと。

長女が「今日な、先生に『なんで最近は大盛りじゃないん?』て聞かれた」と話したのです。

わたしはてっきり大盛りのままだと思っていたので、「え、最近は給食大盛りしてないの?」と驚いて聞きました。

すると長女は「夜ごはんを残さず食べたいけど、学童で出るおやつも全部食べたい。やから給食は普通の量にしようと思って」と答えたのです。

同じ内容を先生にも伝えたところ「へー!自分でそう考えたん!?」と驚かれていたとのこと。

そういえば…

長女が夜ごはんを食べ残す日が続いて、わたしが「学童のおやつは全部食べずに持って帰ってきてもいいんやで?」と伝えたことがありました。

学童は個包装パッケージになったおやつを、毎日3種類選べるとのこと。そしで食べる時間も15時〜15時半。わが家の休日のおやつ時間は夜ごはんに響かないよう14時台なので、それと比べると平日はどうしても遅めになります。

そんなこともあって、夜ごはんの時間に長女のお腹はあまり空いていないと思って、そう声を掛けたのです。

あまり深く考えず軽く言ったつもりでしたが、長女は真面目に受け取ってどうしたらいいか考え、結論としては、学童のおやつではなく学校の給食の量を減らすという方法に彼女はたどり着いたよう。

でもせっかくのおいしい給食、食べられるのにガマンしていたら可哀想だと感じて、「夜ごはん残してもいいから給食いっぱい食べておいでや」と伝えました。

そうすると長女は「だってごはん残したらママの声ちっさくなるもん」と言いました。

!!

たしかに完食してくれたときと比べると、食べ残しがあったときは若干テンション低めで食器を受け取ってるかも…。

子どもって想像以上に親の言葉や表情を真剣に受け止めていることに気付かされました。

作ったごはんを残されても笑顔で対応したいと思いつつ、毎日できる自信なし。だって人間だもの。

就寝時間も確保したいので、ごはんの時間後ろ倒しにもしたくない。

そこで考えたのが、長女の夜ごはんの量を全体的に最初から少なくしておくということ。

おかわりしたいならできるようにしておいて、最初は少なめで出すことにより、長女は残してしまったという罪悪感もなく、わたしもがっかりする表情を見せずに済むのでは…。

それを長女にも伝えて、ただいま絶賛実験中。

結論としては、夜ごはんの量を減らすという単純なものになりましたが、ここまでの過程をわたし1人で長女に指図するのではなく一緒にどうしたらいいか考えることができたことに価値がある(と思いたい)。

これからも色々なことがあると思うけれど、自分の頭で考えるクセ、迷ったら親なり先生なりに相談することで解決できるという成功体験をひとつ作ることができたのでは(と思いたい)。

わたしにとっても長女にとっても小学校という未知の世界で、迷いながらひとつひとつ気長にやっていこう。