手放す勇気がなかった物を手放すことができた考え方

おはようございます。

今日から2日間、夫が不在のワンオペ育児。

そして追い討ちをかけるように、次女が発熱で長女とセットで保育園お休み。

たった2日なのに憂鬱で、毎日のようにワンオペされてる人は本当にすごいなぁと改めて感じてます

さて、今日は最近手放したものと、なかなか手放す勇気が出なかった理由、そして手放す決断ができた考え方についてお話したいと思います。

皆さんは、なかなか勇気がなくて手放せない〜っていうものはありますか?

わたしは割とバンバン捨てれるタイプで、思い出のものや長く大切に使ってきたものも、今必要としていなければどんどん手放してきました。(夫は逆に全然捨てない)

そんなわたしが、なかなか手放せなかったもの、それはピアノです。

夫が週末に弾くのを、たまに次女が膝の上で見ているような使い方を2年ほどしてきました。

ただ、ここにパソコン用の机を置きたいという希望がフツフツと。理由は、夫がダイニングテーブルでパソコン作業をする時間が多くなったことです。パソコンだけでなく本や文房具も散らばるので、いっそ専用机を置けば良いのでは?となりました。

そうなるとこのピアノはどうする?と相談。

・ピアノは週末にしか使わないが、パソコンデスクは毎日使う。

・将来子どもに絶対ピアノを弾いてほしいという強い希望はない。

ということから、まずは実家にピアノを戻そうかという話に。

ところが、母は「うちも弾く人いーひんし売ったら?」と提案してきました。

いつもならすぐに売る手配をするところなのですが、このピアノには思い入れがあってなかなか決断できませんでした。

何十年も前に母が保育士試験を受ける時、祖母が購入したもので、茶色の木目が素敵なYAMAHAピアノ。

わたしも妹も子どもの頃はピアノを習っていたので、毎日のように弾いていました。高校・大学の受験勉強の合間に、息抜きがてら弾いていたな〜という思い出も。

代々受け継がれてきたピアノ、売るとなると相当な勇気と決断が必要だったのです

でも、「子どもが将来弾くかもしれない」という不確実な未来より、「パソコンデスクがあったら暮らしが快適になる」という今の需要を満たす方が良いなという判断で、やっと手放す決断をすることができました。

少し前に好きな言葉シリーズでお話しした益田ミリさんの本の中の『遠い未来が、今ここにいるあたしをきゅうくつにしてる』という言葉が、ものとの向き合い方を考える時にも浮かんできて、そうだよなぁ…と1人納得。

そしてパソコンデスクと、前から置きたかったキッチンワゴンもピアノがあったスペースに。

空間も広く感じるし、何より使い勝手が格段に良くなったのでとても満足しています^^

手放した方が良いけど勇気が出ないときは、手放した今の暮らしと、持ってるままの未来の暮らしを想像して、自分の気持ちがどちらに傾くのか、これからもそんな風に考えていきたいと思います。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!