デジタルデトックス。
よく聞く言葉で、わたし自身も考えることの多いこと。
スマホを置こうとか、SNSを見ない日を作ろうとか。大事なのはわかっているし、これまでも色々な方法で試してきました。
ただ、仕事でもスマホを触ることが多く、家族との業務連絡とか、学校や園からの連絡もアプリを介してだったりして。
完全にオフにするって、今の生活ではなかなか現実的ではありません。

そして、「オフ」とか「デトックス」って、どこか「〜しない」「我慢する」っていう、否定的な響きがある気がしませんか?
子育ての話では、「否定言葉は使わずに子どもに伝えましょう」ということが言われています。
「走らないで」ではなく「歩こうね」みたいなこと。
そこで私は、考え方を少し変えてみました。
デジタルをやめる、オフするんじゃなくて、オンにするタイミングを決めることを意識してみよう、ということです。
休日は、子どものデジタルタイムに、自分も合わせます。

子どもは午前中に30分動画を見たり、夕方は1時間ゲームをするというデジタル時間があります。
そのタイミングが、わたしもデジタルをオンにするタイミング。隣の部屋でYouTubeを観たりスマホを触ったりしています。
子どもたちのデジタル時間が終わったら、わたしも終える、というような使い方。

そうすることで、自然とデジタルオフしている時間も重なるので、コミュニケーションとしては成り立ちやすい。
これは、今の時代だからこそできることなのかもしれません。同じ家という空間で、同じ時間にデジタルタイム。
昔だったら、「テレビを見る時間はみんな一緒」だったかもしれないけど、今は一人ひとり、楽しむ媒体が違う。
それを無理に一つにまとめるより、「時間」だけをそろえるというやり方もあるなと思いました。
みんなでオフじゃなくて、みんなでオンする時間を合わせる。
デジタルを減らすことが目的じゃなくて、デジタルとの距離感を、家族の中で共有すること。
同じ時間にオンになって、同じ時間に自然と手放す。
デジタルデトックスって、切り離すというよりも(現実的に無理)、生活の中でどう配置するか、なのかもしれません。
それぞれ別の画面でも、同じ時間を過ごしているという感覚。
この時代だからこそできるちょうどいい付き合い方を、これからも探していきたいなと思っています。