収納を整えることで生活が整う、というのは事実ですが、逆パターンもあるのでは?と最近感じています。
つまり、生活スタイルにメリハリを付けることで、収納にもメリハリが付き、片付きやすい家に近づける一面があるということ。
わが家は割と明確に平日と休日の過ごし方に違いがあるので、モノの定位置を考えやすくなったと感じています。
例えば、おやつ作りのグッズ。
わたしはおやつを作ることが好きなのでケーキ型など色々揃えているのですが、基本的には週末にしか使いません。
平日は娘たちが学童や園でおやつを食べてくるため、作る必要がないのです。

ということで、おやつ作りグッズは台所から離れた扉付きの収納棚が定位置。ちなみにここには週末だけ夫が使うコーヒーミルも置いています。(平日はインスタントコーヒー)

次にゲーム機。
娘たちとは「夫がいる休日に1時間だけ」というルールなので、こちらも平日は使いません。
なので手に取りにくい押入れ枕棚に置いておいても問題なし。使う時は夫が脚立を使って取り出しています。

こちらの脚立も本来の用途として使うのは週末なので、普段はウエス入れのかごを置いたり収納として使っています。

子どもたちのおもちゃも平日と休日でメリハリを付けています。
そもそも平日は朝から夕方までそれぞれの場所で活動しているため、家で遊ぶ時間はそんなにありません。
なので、数多くのおもちゃを常に出しておく必要はないのです。
特に片付けるのが大変で混ざりやすいレゴブロックとシルバニアのおもちゃは、一度に出さずどちらかだけを出すようにしています。
その入れ替えタイミングは休日に、と決めてあり、2週間レゴで遊んだら「シルバニアと交換して〜」と申し出があることもあれば、ここ1ヶ月ほどはずっとシルバニアで遊んでいたり。

つまり常時出しておくおもちゃの量、種類は平日基準で少なめにしておく。休日遊ぶ時間が増えるタイミングで、何で遊びたいか要望してもらうと、片付けるのがラクになります。
モノは人の行動に付随しているので、人の行動=生活スタイルのメリハリを付ける(具体的には例えば平日と休日の過ごし方の違いを見つける)ことで、的確かつ適量な収納に繋がることもあるのではと考えています。