モノを持ちすぎない工夫②「通年使用」

前回に引き続き、モノを持ちすぎないための工夫について。

今日は、「通年使用」についてお話ししたいと思います。

少し前のブログにも書きましたが、日本には四季があることが持ち物を増やしやすい理由のひとつだと感じています。

冬は家の中を暖めるための暖房器具や、身体を温める衣類やファッショングッズ。

夏は冬ほどではありませんが、扇風機やネッククーラーなどの冷んやりグッズなど。

もちろん季節に対応して心地良く生活できるように必要なモノは持ちたいのですが、直接身体に影響のないところに関しては、一年を通して同じモノを使うことが、モノを増やしすぎないコツではないかと考えています。

例えば、季節に応じて変える必要のある寝具類。

わが家は敷布団の上にはパシーマという敷パッドをシーツ代わりに敷いています。

パシーマは冬は暖かく、夏はさらりと涼しい触り心地なのでオールシーズンに対応◎

さらに、前回の「兼用」の回でもお話したとおり、夏の肌掛けには掛け布団カバーを使っています。

中の羽毛布団を抜いて掛けカバーは夏に使用することで、ある意味オールシーズン対応。布団カバーを薄手のリネン素材のものにしていることで、この使い方が叶いました。

同じ布モノで他にはクッションカバーも季節に合わせて数が増えやすい一つかと思います。

夏は涼しげな素材や色味、冬は暖かみのあるあったか素材のものやデザインがあって、手軽に模様替えできるインテリアですよね。

ですが、わたしはクッションでインテリアを楽しむという感じではないので、ここもオールシーズン対応のリネン素材のものに統一しています。

夏に冬の素材は少し暑く感じるけれど、冬にリネン素材のものを使っていても特に違和感ないかなぁと。

あとは、飾るインテリアもなるべく通年使用のものに。

その代表例が、枯れ枝です。

これはもう何年もですが、少し大きめのフラワーベースに公園で拾った枯れ枝をさしています。

枯れ枝は季節を問わず飾ることができる一方、クリスマスにはオーナメントを飾ったり、七夕には娘たちの折り紙飾りを飾ったりと、季節インテリアにもなる優れもの。

水やりなどのメンテナンスが不要なところも、わたしにぴったりです。

季節飾りで持っているのは、木製の小さなお雛様とクリスマスオーナメント、そして誕生日祝いの時に使うhappy birthdayと書かれた壁掛け飾りぐらい。クリスマスプレゼントを入れておく大きな巾着は毎年繰り返し使っています。

季節感の出るインテリアは娘たちがたくさん作ってくれるので、そちらを循環させて飾ることで十分かなぁと感じていたりもします。

日用品もインテリアも、こだわりのないところは通年使用できるモノを選ぶことで、必要数以上に持ちすぎない生活を続けていけたらと考えています。