アルゴリズムによらない出会いを大切にしたい

SNSで発信を続けていると、共通の趣味だったり価値観を持つ人と出会いやすいと感じています。

特にInstagramは写真で繋がることができるので、わたしは台所道具が好きな方とコメントし合ったりするのが楽しみの一つになっています。

日本全国(もはや世界中)の人とオンラインで繋がるってすごい!

しかもアルゴリズムの性能がすごくて、オススメ欄には常に自分の好きな感じの写真や発信者さんが出てくる状態。

こうなってくると、逆にリアルな世界での出会いが貴重に思えてくるのです。

例えば、娘たちの通う幼稚園や小学校で出会う保護者さんたち。

小学校では先月初めての参観日のあとに、クラス懇談会がありました。

これぞ初めましての自己紹介からの出会い。どこまで話していいのか、聞いていいのか互いに探りながらの情報収集。

正直、見た目だけで判断してはいけないけれど「なんとなく苦手そう」という保護者の方もいらっしゃったのですが、話してみるととっても気さくで良い方だったり。

在宅ワークのわたしにとって、自分の五感を使って初めましてからの出会いを経験できる機会は、とても貴重になっていることに気がつきました。

アルゴリズムに左右されない出会い。

考えてみると、そこからしか得られないものもあるのでは。初対面での振る舞い方、話し方、生活スタイルや趣味嗜好の異なる人との距離感など、自分に似ている人と繋がることは楽しいけれど、時には少し苦手かもと感じる相手との関係性を築いていく体験がないと、人間としての幅は広がらないような気もします。

先日は、Voicyのオンラインでの勉強会に参加しました。

今年Voicyでの配信を始めたパーソナリティが対象の勉強会。パーソナリティという共通点はありながらも、配信内容はそれぞれ異なる配信者の方々が参加されていました。

勉強会のあとは自由参加の交流会。いくつかのグループに分かれて、Voicyの社員さん抜きでパーソナリティのみでお話できる時間がありました。

わたしはこういう場が苦手なので、勉強会のあとは退出しようかと思っていたのですが、「これもアルゴリズムによらない出会いのひとつだ!」と自分に言い聞かせて参加。

緊張はしたけれど、他の配信者さんのお話を聞ける貴重な機会でした。

アルゴリズムによらない出会いで知り合った初めましての人との距離感や関わり方を学んで、アルゴリズムのおかげで繋がることのできた心地の良い空間(サードプレイス)での人間関係構築にも活かしていけたらと思います。