夜眠るとき、スマホはどこに置いていますか?
寝室とは別の部屋に置いて寝ていますという人が多いのかなと、なんとなく思います。
でもわたしは毎晩娘たちと一緒に布団に横になるとき、スマホはいつも寝室に持ち込んでいました。
最近、この習慣をやめようというチャレンジをしています。そんなことがチャレンジ?と思われるかもしれませんが、わたしにとってはなかなかの挑戦なのです…!
もはや生活必需品であるスマホ。仕事のやり取りや幼稚園・学校への連絡もアプリやメール連絡になっています。
デジタルデトックスやスマホ断ちをしたくても、なかなか日中は難しい。
となると、夜しかスマホと離れられる時間はないということに、薄々は気付いていました…。
でも、1日の最後のご褒美というか、娘たちが寝たあと1時間ほどスマホを触ってSNSを投稿したり見たりする時間が、どうしてもわたしは手放せなかったのです。スマホを握ったまま寝落ち…なんてこともしばしばありました。
そんなわたしが思い切ってこのチャレンジに踏み切れた理由。
それは夫です。
夫が最近スマホを寝室に持ち込んでいない…!と気付いたからです。
夫も元々布団に入ってからもスマホを触っているタイプ。そして朝起きてすぐスマホ、という人でした。
なので、スマホを寝室に持ち込んでないと気付いた最初の日は、たまたま充電が切れていただけかな〜程度に思っていました。
ところが、寝る前は机の上で充電されているという日が何日も続いたので夫に聞いてみると、意思を持ってスマホと距離を取るようにしているとのこと。
!!
わたしもこのタイミングに便乗させてもらわなければ、きっといつまでもこの夜スマホ習慣を手放せない…と思って決断しました。
実際、最初の日は思い切りが必要でした。スマホを充電場所に置き、「おやすみなさい」と呼び掛けて寝室へ。
時計代わりにしていたスマホの代わりに娘の時計を枕元に置いて就寝。
たった1日ですが、それができたことが自信になり、しばらく続けてみようということに。
ただ、ここでひとつ問題が。
これまでどおり娘たちと同じタイミングで布団に入ると、まだ19時半。
朝4時起きのわたしですが、さすがに19時半には眠れないのです。
いつもはここからスマホを見て寝るのは実際20時半〜21時頃。
この狭間の時間、目を閉じて眠ろうとしてもなかなか眠気が来ず、結局「明日の天気予報見るの忘れてた」とか「明日のタスクにこれも追加しときたい」など、スマホでしたいことが頭にどんどん浮かんできてしまうという事態に。
これではストレスになってしまって続けられないかも…。
やりたいこと、やるべきことを終えてからスマホを机に置いて寝室に行きたい。「○時からはスマホを見ない」と時間で縛るのではなく「寝室では見ない」「食事中は見ない」と場面で縛るほうが、わたしの場合はスマホと距離をとりやすいのでは。
そこで考えたのが、娘たちと同じタイミングで布団に入る必要はなくなってきたのでは?ということです。
もう7歳と5歳、わが家は平屋なので「すぐ隣の部屋にいるから2人で寝ててね」と言うと、意外にもすんなり受け入れてくれて、30分後に部屋を覗くとすーすー寝ていました。
それからは娘たちが先に2人で寝室へ。
わたしはスマホでやりたいことをやってから、後で寝室へ行くようにしています。
結局夜にスマホを触っていることに変わりないやん!と思いますよね…。
でも、布団の中に持ち込んでのダラダラスマホタイムと、別室でスマホでやりたいことを終わらせてから寝室に向かうのとでは、やはり違いは感じています。
その違いは、具体的に2つあります。
ひとつは、やはり眠りの感覚。「寝た」というよりはぐっと「眠り込んだ」という睡眠が取れている気がします。
娘の咳や不意に来る体当たりなどで夜中変な時間に起きてしまって、そこにスマホがあるとつい見てしまう…ということもなくなりました。時計で時間を確認して、また寝るだけ。
スマホを時計代わりにするのもやめて、長女に入学祝いとしてプレゼントした目覚まし時計を借りて枕元に置いています。
もうひとつの違いは、仕事時間のメリハリの付け方です。
わたしの今の仕事(主にSNS発信)と日々の暮らしの境界線が曖昧なのは、スマホでいつでもどこでもできる作業が多いからなのだと思います。
Instagramの投稿や写真の編集、ブログの下書きなどなど、スマホで完結できることが多いのはとても便利な一方で、つい「寝る前に布団の中でやればいいや」という感覚になっていました。
でも寝室に持ち込めないとなると、それまでにすべての作業を終わらせておく必要があります。
そうなると自然と時間軸のメリハリが付いて、寝室に行くときには完全に脳を休みモードに切り替えることができます。
そんなわけで色々と試行錯誤している「スマホを寝室に持ち込まないチャレンジ」ですが、これからも続けていきたいと思います。