「伏業」が「副業」になり、「複業」になる

副業と複業。

副業はメインの仕事の他にサブ的に行う仕事、複業はメイン級の仕事をいくつか並列して行うことという認識があります。

わたしは会社員時代に業務委託という形で動画編集とwebコラムを書くという仕事をいただき、副業として始めました。

かける時間や収入面からすると、あくまで会社員がメインの仕事。途中からは副業のほうが楽しくて、気持ちの面では副業がメインで会社員はサブ的な位置付けになってしまっていましたが…。

そして、今は会社員を辞め、副業としていたいくつかの仕事を複業としてメインで行っています。

収入は会社員の頃の半分ほど。

ボーナスもないので不安定ではありますが、精神的には安定しています。

最近ラジオで、副業、複業の他に「伏業」とも充てられるとお話されているのを聞きました。

伏線の「伏」。

これを聞いて、副業や複業になる前に、伏業という段階があるのかもしれないと感じました。

わたしは、Instagramや blog、YouTubeなどのSNSを見てくださった方からお仕事をいただくことがほとんどです。

でも、これらは元々稼ぐために始めたわけではありません。次女の育休から仕事に復帰し、家事と育児と仕事に追われる中で、整理収納やカメラが趣味になり、そのアウトプット先として始めたプラットフォーム。

業務委託の依頼をいただけるようになったのは、Instagramを始めて3年ほど経ってから。

ありがたいことにYouTubeは収益化できているのですが、動画も元々はInstagramのリール用に60秒のvlogを撮り始めたことがきっかけでハマった趣味。

今思い返せば、どれも趣味としてとりあえず始めてみた時点から伏業になっていたのかもしれません。

でも、ドラマの伏線が最終回で回収されるのと同じで、どれが伏業だったのかは最後までわからないもの。

今していることも、何も形になっていなくても、もしかしたら伏業としてどこかに繋がっているのかも…。

今日も何もできてない、無意味な日だった〜と落ち込む日も実際多いのですが、日々生活しているだけで、家事や育児をしているだけでも、どこかに伏線を張り続けていると信じて、淡々とこなしていけたらなと思っています。