家探しをしていたときに重視していたこと

おはようございます。

先日、このblogにコメントをくださった方から「家選びで重視したことは何ですか?」とご質問をいただきました。(ありがとうございます!)

今日は改めて、今の家に決めた時のことを思い出しながら、わたしが何に重点を置いていたのかをお話しよう思います。あくまで個人的な意見なので、ご参考程度にお読みいただければと思います。

①立地

これは誰でも重視することですよね。今回の引っ越しは、夫の転職先に近いエリアというのが第一優先。

食材や日用品は、これまでも生協やネット通販を利用していたので、スーパーやコンビニの近さはあまり重視しませんでした。

次に考えたのは子育て環境。

幼稚園や小学校の近さが何より重要になります。わたしは車を運転できないので、徒歩か自転車で行ける範囲で考えました。

あとは、多くなくてもいいけれど周りに子育て世帯が住んでいるということも気にしていました。

以前住んでいた地域よりもかなり田舎に住むことになり、高齢化率の高さはスーパーなどで買い物をしていても十分すぎるほど伝わってきていて、高齢の方ばかりの集落は避けようと思っていました。

やはり小さな子どもがいると何かあったときに誰かに相談したり頼れる環境がほしい。

幸い、近くに少し前に建てられた分譲住宅があったり、お隣にも同い年ぐらいのお子さんがいたりして、気楽に子育てできています。

結果、今の家は夫の会社まで車で30〜40分という微妙な距離にはなりましたが、幼稚園、小学校、中学校がすべて徒歩15分以内、公園まで徒歩1分、図書館まで徒歩5分というありがたい立地になりました。

②広さより間取り

以前住んでいた家でつくづく感じたことがこれです。広くても空間をうまく使えてなければ意味がない。

今の家はかなりコンパクトなのですが、わたしが「もし二軒目を建てるならこうしたい」と思う条件を兼ね備えていました。

・玄関からリビングを通らずに洗面所とお風呂に行ける。

・襖や引き戸で自由に仕切り、部屋をフレキシブルに使うことができる。

以前の二階建てより面積は小さい平屋ですが、間取りが理想通りであったこともあり、かなり生活しやすくなったと感じています。襖をすべて開けると、こんな感じでワンルームに。

子ども部屋はどうするか?というのが最大の課題ですが、そこまで広いスペースは必要ないだろうし、子ども部屋が必要なのは10年ぐらいと何かで読んだこともあり、夫婦二人になっても管理できる面積で生活したいという思いもありました。

幸い子ども二人が同性だったこともあり、必要になれば一つの部屋を二人で使ってもらおうと思っています。

何をどこにどれだけ置いているか、を常に把握できる状態にしたいというのが、ズボラなわたしの希望でした。

③家に入ったときの感覚

これは言葉で説明するのは難しいのですが、初めて内見に訪れたときに、なんとなく良い気が巡っているような気がして…。

築年数の割にとてもきれいな状態だったこと、娘たちが楽しそうに走り回っていたことなど、色々な情景から、ここに住みたいと自然に思えたような。

この部屋はこう使って、ここのスペースにはこれを入れて…など、具体的なイメージが湧いてきていました。

夫とも「この家にしよう」と意見が合った瞬間も覚えています。

この家に出会うまでにも何軒か内見していましたが、どこも「いいんだけど、うーん」となる感覚だったような。

色々と家を選ぶときに考えたことはありますが、何より3ヶ月間仮暮らしをしていた賃貸住宅での生活が大きく影響しています。

二階建てで収納もたっぷりあった一軒家から、すべての部屋が6畳の2DKという間取りで4人暮らしをしたことによって、工夫次第で生活はどこでも成り立たせられるんだ、という気付きがありました。

当時は本当に狭くて色々大変だったのですが、そこで改めて「どんな家が住み良いのか」を考える機会に。

もし二階建て一軒家のまま今住んでいる家を見に来たら、狭いという理由で選択肢から外れていたかもしれません。

でも、結果としてコンパクトな家を選んでコストを抑えることもできたので、何事も無駄ではないなぁと感じています。

このような感じで、何かひとつのことが決め手になったというよりは、総合的にここがいい!と選んだ家。

まだまだ改善点もありますが、それも楽しんでいきたいと思います。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。