怒涛の展開だった今年を漢字一字で表すと…

おはようございます。

先日、前に住んでいたマイホームのローン精算のため銀行に行ってきました。

そのときに、買主側である次に住んでくれるご家族に、鍵の引き渡しをさせていただきました。

家の売買契約は10月に済ませ、先月には既に賃貸に引っ越しているのですが、鍵をお渡しするときが一番「もうあの家は次の方のものなんだな」と、家を売ったことの実感が沸々と…。

切ない!と同時に、ひと仕事終えた感じも。

不動産の売買って、こんな風に進むんだなと人生勉強にもなりました。


さて、今年もいよいよ終わりが近づいていますね。

どんな一年だったのかを漢字で表そうとしても、いつもは特に何も浮かんでこなかったのですが、今年は明確に一文字浮かんできています。

それは、「惑」

戸惑うの惑です。

何に惑ったかというと、このブログでも記録してきましたが、これからの住まいをどうするかという話を夫婦で春頃に話し始めたことから、それと連動して働き方や子育てのこと、ざっくり言うと「これからの人生の送り方」のようなものを考え続ける一年でした。

これに対しての答えはまだ出ておらず、きっと死ぬまで出ることはないのかもしれませんが、これまでの人生でここまで悩んだことはないかもしれません。

春頃に持ち上がったマイホームを手放す話は一旦白紙になったものの、夏に夫が転職したことをきっかけに再び考えるようになり、愛着いっぱいの家を手放すのか、仕事はどうするのか、見ず知らずの土地で子育てはどうなるのか、惑いに惑って今に至ります。

ずーっと頭の中にこの惑いがあったことで、何事にも全力で打ち込めなかったことも事実。でも、今、30代半ばのタイミングで、こんなに将来のこと、こどものこと、夫婦のこと、生き方のことを夫とこれでもかというぐらいぶつかり合って共有できたのは良かった面もあります。

そうでなければ、毎日なんとなく過ごして、いつの間にか歳をとり、あれわたしこれでよかったのか?となっていたかも。

でもそれは、マイホームを手放して知らない土地に引っ越したとしても「これでよかったのか?」と思うタイミングはあるだろうし、どっちもどっちなんですよね。

後悔するかな、しないかな、と迷った時に思い出すのが、ドラマ「恋ノチカラ」で堤真一さん演じる貫井という役が会社を辞めて独立したときに言っていた「後悔するやつはどんな道を選んでも後悔する。選んだ道で後悔しないようにするだけだ。」という言葉。

たしかに、「後悔がない」という結果には、その選択が合っていたということもあるだろうけれど、その選択をした自分を後悔させないように行動しているからこそ生まれる結果なのかもしれません。

単純にどちらかを選んで正解・不正解ではなく、選んだ道でどう生きるか。

またまた大袈裟になりましたが、今とこれからをどう過ごしていくか、前向きに考えていきたいと思います。

今日もひとりごとにお付き合いいただき、ありがとうございました!