ピアスが教えてくれたこと

おはようございます。

今朝、姉妹がそろって5時に起きてきました。泣

わたしの一人時間が〜!と、2人で遊んでる隙に洗面所でこっそりブログを書いてます。


北欧、暮らしの道具店さんのエッセイラジオをご存知でしょうか?もう更新はされていないのですが、過去回をSpotifyでよく聴き返しています。読み手のスタッフさんの語り口がとても心地よく、読まれる文章にもその時々によって感じ入る部分が違うのが面白く感じています。

好きなエッセイがいくつかあって、そのうちのひとつが徳田民子さんの「ピアスが教えてくれたこと」という回です。

徳田さんは70歳の誕生日にピアスの穴を開けたそう。驚きですよね。その後の文章も素敵で…↓

やりたいことがあったら、

我慢していないで、やった方がいい。

時間がないからとか、もういい年だからとか、

言い訳しているヒマがあったら、

やっちゃいましょう。

いくつになっても、

楽しいことや面白いこと、やりたいことが、

いっぱい待っているはず。

そしてそこには、

今まで見ることのできなかった、

たぶん、全く新しい風景が広がっているはず。

そうだよなぁと、何度も振り返りたくなる言葉です。

で。

わたしもピアスについてのエピソードを書いてみたいなと思って、今日はこのテーマにしました。(前置き長すぎ)

わたしがピアスの穴を開けたのは、30歳のとき。少し遅めでしょうか?どうしても耳に穴を開ける行為が怖くて、イヤリングしか持っていませんでした。

それでも子どもを産んでからピアスを開けたいと思ったのは、初めてできたママ友さんたちがみんなピアスをしていて、育児で疲れているはずなのに、なぜかキラキラして見えたから。ピアスをしているからキラキラしてるわけじゃないでしょと、今ならツッコミを入れたくなるのですが、当時のわたしは初めての子育てに悩みまくり、何か日々の生活を楽しく過ごす突破口のようなものを探していたのかもしれません。

それが、ピアスの穴を開ける、という決意に至った理由です。そんな無茶苦茶なってかんじですが。

そして、長女を抱っこ紐に入れたまま皮膚科を訪れ、眠っている長女を抱っこしたまま両耳にガシャン!と穴を開けてもらい、無事にピアスホールが完成。

赤ちゃんを抱っこしてピアスの穴を開けに来たわたしは、きっと変な人に見えただろうなぁと思います。

それでも、わたしはキラキラしてるママ友さんの仲間入りができたような気がして喜んでました。根本的には何も解決されていないのですが。

そこから子育てにも慣れてきて、長女が赤ちゃんの頃どんなことに悩んでいたかすら忘れかけているのですが、ピアスホールを見るたびに、あの時の切実に現状を変えたいと思っていた気持ちを思い出すことがあります。

ちなみに、ピアスを着け外す余裕はあまりないため、今は1週間に1日程度しか付けていません。近々、会社の同期の結婚式があるので、その時は少し大きめのものにしようかな、と思っています。

徳田さんのエッセイに対して、わたしのピアスのエピソードはなんとも稚拙。笑

まぁとにかく、両耳のピアスホールは育児に悩んでいた頃の象徴として、これからも愛でていこう。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。