マイホームブルーからの脱却

おはようございます。関西は秋晴れの週末です^^

最近ラジオを聴きながら、わたしもうんうんと考えたことがあったので、今日は今住んでいる家についてお話したいと思います。


皆さんは、マイホームブルーという言葉をご存知ですか?

わたしは家を建ててからしばらくは、他人の家の方がよく見えて「もっとこうすればよかったな〜」という軽いマイホームブルー状態になっていました。

特に、わが家は子どもが産まれる前に間取りを決めたこともあり、実際に子どもの動きを見ていると「こうすればよかったな」と思うことが多くあり。注文住宅で好きなように色々決めることができたからこそ、後悔も強かったのかもしれません。

家を建ててからInstagramを始めたこともあって、素敵なおうちを拝見するたびになぜか落ち込んで、落ち込んでる自分に悲しくなるという負のループに陥っていました。

そんな状態から徐々に家が好きになっていった経緯についてお話します。

①「家づくりは住んでからが本番」

相変わらずInstagramで他の人の家を見ていた時に、わが家と似た形のパントリー写真を見つけました。

当時のわが家のパントリー、それはもうひどい状態で。いろんなものを詰め込みすぎて、いつ雪崩が起こるかというぐらいの有様でした。人に見せられないし自分たちも視界に入れたくないので、大きな布をカーテン代わりにしてパントリー全体を覆っていました。

でも、Instagramで見つけた素敵なパントリー写真を保存して、「同じような形のパントリーなら真似できるかもしれない」と思って一念発起。

可動棚の板を厚みのある好きな木材に変え、モノを整理し、今の状態になったのです。

このことをきっかけに、まだまだ家は自分たちで好きなように変えることができるんだと実感。パントリー収納が完成した時の方が、家が完成した時よりも「家を作っている」感覚がありました。

家づくりの完成=建物の完成だと思っていましたが、住み始めてからも家づくりは続いている!それなら変えられるところは変えていこうと、それから一つずつやってきました。

オープン収納の方が使いやすいと感じたところは扉を外し、ここにこれを収納したいけどスペースがないという時は、意外な収納場所を見つけたり。(以前お話した、キッチン下のカウンター収納をクローゼットにしたことなど)

キッチンも壁付けにして好きな台所道具をたくさん吊り下げたかったなと思っていたので、オーブンキッチンですがコンロ周りにいろいろ並べて、壁付けキッチン風を目指したり。

間取りなど変えられない部分もありますが、今の環境の中で、自分たちの好きな家に変えていくことを楽しめるようになってきました。

②「家族が家を好きかどうかが、理想の住まいの条件」

いくら家が素敵でも、「いい家」の条件は、そこに暮らす人がどう感じているかが大切な要素ですよね。

例えば、わが家には一階にリビングダイニングしか部屋がなく、キッズスペースにできるような和室を作れば良かったとずっと後悔していました。

リビングにおもちゃが散乱するのが嫌で、おもちゃ類を見えないように本棚に収納したり。こうするとリビングはすっきり整って見えるのですが、それはわたしの見たい景色なだけで、子どもたちにとっては好きな景色じゃないのかもと気付いて、リビング=キッズスペースと割り切って考えることにしました。

リビングにおもちゃ棚を置いて、毎日盛大におもちゃを広げて遊んでもらっています。

いつでもおもちゃで遊べる環境になり、積極的に笑顔で遊んでくれる子どもを見ていると、散らかりもそんなに気になりません。(よっぽどの時は別です。笑)

実際に「おうち好き」「おうちで遊びたい」と言ってくれたりもするので、家づくりは、そこで人がどう暮らしているかで完成されていくものなのかもしれないなと思いました。

①はハード面、②はソフト面。これからも両面から、家族が好きな家であり続けられるように、変えられるところは臨機応変に変えていき、その変化を楽しんでいきたいと思っています^^

今回、こういうお話をしようと思ったきっかけは、いつも聴いている音声配信アプリVoicyで、「#憧れの住まい」というのをテーマにしたパーソナリティさんのお話を聴いたことがきっかけです。

憧れの住まい、わたしもまだまだ他の人の家を見て「こういうのいいなぁ〜」と思うこともありますが、家族が心地良さを感じる家、帰ってきたいと思える家が、わたしにとっての憧れの住まいかなと考えています。

ということで、またひとりごとのような話になってしまいましたが、今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!