おはようございます。
今日は子育ての中で、少し楽になった考え方のことについてお話したいと思います。
まとまりのない文章になるかもしれませんが、ゆるゆるとお付き合いいただけたら嬉しいです。
長女が2歳半、次女が1歳になったぐらいの頃に、会社で研修を受けました。
その中で、「問題と課題の違い」についてという内容がありました。
「問題」や「課題」という言葉は、日常の中で何気なく使っていますが、その違いをあまり意識しておらず、興味深く聴いていました。
今起きている事象の中で困っていることや変えたいと思っていることは「問題」であり、その「問題」の中から「今解決すると決めたこと」が「課題」。
なので色々問題があるとしても、課題に集中して取り組むことが大切という話でした。
わたしはこの話を聴いたとき、仕事のことではなく子どものことが頭に浮かびました。
この時の子育ては問題山積。
2歳半の長女はトイトレが全く進まず焦り、2歳半健診で指摘された指しゃぶりの癖も治せていないことに焦り、1歳の次女は偏食であまりごはんを食べてくれないことも悩みの種。
今ではそんなこと、と思うのですが当時は必死でした。
そんな時にこの問題と課題の話を聴いて、自分の中でモヤモヤしていた問題の中から、課題を一つ設定しました。
わたしが今解決すべき課題は長女の指しゃぶりを治すこと。
しばらくそれに集中してみようと考えました。
トイトレは遅かれ早かれ必ず出来るだろうし、次女の偏食も時間が解決してくれるかもしれない。
でも、歯が生え揃ってきている長女の指しゃぶりは歯並びにも影響してきます。将来のことも考えると、本人というより親が、そしていつかではくて今解決すべきものだと整理したからです。
そこから、課題解決に向けてあれこれ試行錯誤を始めました。
長女は眠るときやテレビを見ているとき、手持ち無沙汰になるとすぐに指しゃぶりを始めるので、眠る時は手を繋いで寝たり、指しゃぶりをしていたら違う遊びに誘ったり。
長女の場合、一番効果があったのは絆創膏を指に巻くことでした。
ドラッグストアで一緒にアンパンマンの絆創膏を買って、いつも指しゃぶりをする左手親指に巻いてみると、よほど嬉しかったのか自然と指しゃぶりをしなくなっていきました。
保育園の先生にも絆創膏を巻いている事情を説明して様子を見てもらい、結果的には1ヶ月程かかりましたが、全く指をしゃぶらなくなりました。
このときの達成感たるや…!
そして、しばらく放置していた長女のトイトレは、3歳過ぎに自分からトイレに行くと言い出して4歳手前でオムツを卒業できました。
次女の偏食も、まだ好き嫌いはあるものの、ほとんど食べてくれるようにもなり、自然と解決される問題だったんだなぁと振り返っています。
子育てに限らず仕事でも問題は生じますが、その問題全てに目を光らせていては身も心も持ちませんし、結局中途半端なことばかりになってしまう。(器用ならできるのかな)
わたしの場合は、まず問題の中から課題を設定し、それに集中して向き合うことで、落ち着いて物事に取り組めることに気付きました。(その間に他の問題が勝手に消えていたらラッキー)
仕事の研修で学んだことを毎日の生活の中で活かせるのではないかと、結び付いて考えたことをお話してみました。
最後までお読みいただきありがとうございました!