住み替えを経て、モノとの向き合い方は変わりましたか?とご質問をいただいたので、改めて考えてみました。
新しく買うよりも、手放すほうがずっと大変だと痛感したことで、モノとの関係にルールができたような気がしています。
ルール①
「まず、今あるモノをどう活かせるかを見る」
以前は「足りないものを探す」視点で家を見ていたけど、今は「もうすでに持っているもので、何ができるか」に目がいくようになりました。
買い足す前に、
・別の用途で使えないか
・置き場所を変えたら解決しないか
・組み合わせで乗り切れないか
“買う前に、見直す”が習慣になったのは、個人的にとても大きな変化だったと感じています。

ルール②
「用途がひとつに限られないモノを選ぶ」
ルール①とも密接に関わってくるルールです。
住み替えで痛感したのが、
「用途が一つしかないモノほど、行き場を失いやすい」ということ。
「長く使える」というのは、単に丈夫という意味だけではありません。
役割が変わっても使えたり、ライフステージが変わっても残れるものだったり。置き場所や使い方を変えても成立するというような汎用性を含めて「長く使える」ということ。
使われ方に余白があるモノとまとめると聞こえが良すぎるかもしれませんが、自分で別の使い方を考える楽しみの余白があるものだったら、より愛着を持って長く付き合えるのかもしれません。

ルール③
「これを買ったら、何を手放せるかまで考える」
最近は、「これ欲しいな」と思ったときに、必ずセットで考えるようになりました。
これを買ったら、代わりに何を手放せるか。
もし手放すものがひとつも思い浮かばなかったら買わない。
つまり、「今持っているものに、かなり満足している」ということです。
その瞬間、自分の持ち物への愛着に気づいて、ますます大切に使おうと思い直すきっかけにもなるので、この問いかけはモノを不必要に買わないという以上のメリットがあると感じています。

モノを減らしたことで、モノに無関心になったわけではなく、らむしろ逆なような。
今あるモノひとつひとつの存在が、前よりくっきり見えるようになりました。