“これ以上は落ち込まない”という最低ラインを整える

自己肯定感を育てる習慣。

Voicyのトークテーマに挙がっていたので、こちらについて考えてみました。

自己肯定感という言葉は、「自分を好きでいる力」や「前向きでいられる心」として捉えられています。

わたしが大事にしているのは、「これ以上は落ち込まない最低ラインを整えること」。

言い換えるなら、自己否定が深くなりすぎないための境界線日常の中につくっておくことです。

プラスを取りにいくよりもマイナス部分のラインを最低限で留めておくイメージ。

その最低ラインは人それぞれだと思います。例えば、部屋の中をきちんと片付けておくことだったり、毎日のルーティンを淡々と続けたり。

わたしの場合は、と考えてみると、そういった行動ではなく、究極的かつ根本的なところに行き着きました。

簡潔に言うと、「太っていない状態をキープしていること」が、必要以上に自分を落ち込ませないラインになっている。

え、そんなこと?という感じですが、わたしにとって「太らない」ということは結構切実な問題でして。

作ることも食べることも好き。でもすぐ太りやすい体質。長年この身体と付き合う中で、いろいろな体系管理法を試してきました。

これまでもオートファジーや食べすぎないための工夫について書いてきましたが、それぐらい必死なわけです…!

例えば、仕事がうまくいかないとき。

子育てで、自分の未熟さに自己嫌悪に陥るとき。誰かと比べて自分はダメだと思うとき。

こんなとき、わたしは簡単にネガティヴ思考へまっしぐら。

でもこれはこれで良い、しょうがないとも思っていて。だってそんな簡単に思考は切り替えられないから。

でも、必要以上に自分を嫌いにならないための処方箋めいたものが、体型維持できているというところにあります。

最近お腹周りにお肉ついてきたなとか、食べ過ぎてなかなかリセットできてないなとか、身体が重たいと言う状態のときに、何か自己嫌悪に陥りそうなことが起きたら。

ああー!なんて自分はダメなんだ!と、自己管理できていない体型と相まってさらに自己否定に走りがちなのです。

本来は、ひとつの出来事について落ち込んでいるだけなのに、気がつくと、必要以上に落ち込んでいる…という現象。

わたしの場合は、部分的な失敗を、存在論的な否定にまで拡張してしまいがちなのかもしれません。

逆に、身体の管理だけはできていると、自己否定は一度踏みとどまることができる、というのは最近気づいたことで。

「ホンマでっかTV」の正月太り解消スペシャルの回にゲスト出演されていた手越祐也さんが、「太っている自分があり得ない」と話されていて、めちゃめちゃ共感。

手越さんもお話しされていたように、太っている人を否定するわけでは決してなくて。好きなモノを食べることが幸せな人もいる。太っていないことで自分を保っている人間もいるということ。

太っていない。

現状維持ができている。

身体のことは、ちゃんと気にかけている。

歯医者への定期検診に通っているのも、そのことがあるからかも。

とはいえ美容の面は全然できておらず、たとえば入浴後の顔には必要最低限のオールインワンジェルのみ。シートマスクを付けたり、ボディクリームを腕や足に塗ることもできていません。

身体の管理という中でも、わたしにとって一番大切なのは「太らない」ということなのかも。

体型管理ができていれば、自己全否定を食い止めることに繋がっているのです。

大人であれば、このような「これ以上落ち込まないライン」を探すことはできますが、わが家の姉妹はまだ難しい。自己肯定感という言葉すら認識していない年齢ではあるのですが、とはいえ、それなりに成長してきてお友達と比べてできないことがわかってきたりしていて、長女は特に最近体育のある日の朝は涙しているぐらい。

子どもたちにとっての「これ以上落ち込まないライン」は、今親として用意できるのは、やはり安心できる家=家族の雰囲気にあると思っています。

家に帰れば大丈夫という漠然とした安心感、受け止めてもらえる場所。ここが子どもたちにとって処方箋になるような家にできたらなぁと。

そうなると、つまるところ、わたしの機嫌が悪くないということも必要なわけで。

体型管理をないがしろにせず、わたし自身が落ち込み過ぎない、気持ちを後ろ向きに引きずりすぎないことで、子どもたちの心地よい居場所づくりにも繋がるという循環を、難しいけれど課題として取り組んでいきたいと思います。