子どもにイライラする時の3つの対処法

近くの公園は桜が満開。

菜の花もきれいに咲いていました。ウォーキングのペースをついつい緩めてしまいます。


今日は、子どもにイライラするときの対処法についての話です。

これに関しては、いつになっても「これで万事解決!」という対処法はないのかなぁと感じ始めています。

が。

そうやって開き直っても何も改善しないので、最近は3段階に分けて対応する(対応したい)ようにしています。

第一段階は、その場しのぎでとりあえずその場所から離れること。物理的に離れるだけでも少し心を落ち着かせることができます。

目を離せなさそうな状況なら、片耳にイヤホンで音楽やラジオを聴いて気を紛らわしています。

あとはカメラ越しに子どもたちを見ることも、距離を取ることのひとつの手段かもしれません。

直接ではなくレンズ越しに四角く切り取られた空間を見ることで、少し冷静になれる効果を感じています。

その次が、第二段階。

イライラの根源を探る、という段階です。

つまり「このイライラは本当に子どもへに対しての苛立ちなのか?」を自問自答するわけです。

過去の経験から、子どもが悪いわけではないのに感情的に怒ってしまい反省というループを繰り返してきたことから、イライラの根源を探ることを意識するようになりました。

子どもにイライラする場面で多いのは「早くしてほしい」というとき。

これはわたし自身が時間に余裕がなく→心に余裕がなく→自分へのイライラが子どもへのイライラにすり替わっていることも。

子どもは普段通りに動いているのに、こちら側の時間管理がうまくできていなかったせいで「急いで!」とイライラしてしまう。

休みの日なら、夫へのイライラが子どもにすり替わっているパターンもありました。

部屋が散らかり放題の休日、夫の持ち物もあらゆるところに散乱してイライラ。でもそれを言うと険悪になることが目に見えているので、無意識のうちに子どもに向けて「片付けて!」と当てつけのように言ってしまう。

子どもは怒ってもケロッと話しかけてきてくれる単純さにわたしが甘えているのだと思います。申し訳なさすぎる。

イライラの根源は本当に子ども自身にあるのかを問いかけるのが第二段階。その結果、本当に子どもに向けてイライラしているのであれば、次の第三段階へ。

第三段階としては、自分を主語にして子どもに言いたいことを伝える、ということをしています。

「〇〇して!」と命令するのではなく、「ママは今嫌な気持ち。なぜなら…」と自分を主語にして伝えるように。アイメッセージとも言われますが、自分を主語にすることで相手を批判しないという効果があるそうです。

反対に相手を主語にするユーメッセージは「〇〇がこれしなさい」と命令形に。こちらの方が明確にやるべきことは伝わりやすいのですが、これをしてしまうと、自分が「また怒ってしまった」と自己嫌悪に陥ることもこれまでの経験からよくわかっているので、わたしの場合はなるべくアイメッセージで気持ちを伝えるようにしています。

片付けも「これ片付けてや」ではなく、「これ片付けてくれるとママは助かる、嬉しい」と自分を主語にして伝えた方が渋々ではなく「はーい」と機嫌良くやってくれることが多いような。いつもいつもそうではありませんが。

文章にすることで頭の中がすっきり整理できましたが、子どもとの生活はなかなか思うようにはいきません。

バタバタしているとき、ここに書いたことはすっぽり頭から抜け落ちて、頭ごなしに怒ってしまっています。

本当に気持ちのコントロールは難しい。

日々修行です。