ネガディブがゆえのフットワークの軽さ

「ネガディブ」と「フットワークの軽さ」。

一見相反する性質のように思えますが、わたしの場合はネガティブな性格だからこそ、フットワークが軽くなっていることが多々あるなと感じています。

ネガティブな性格は子どもの頃からで、「やっぱりダメかもしれない」「絶対失敗する」と何か行動する前から決め込んでいました。

さらに心配性でもあるので、こうなったらどうしよう、ああなったらどうしようと、めくるめくネガディブ妄想ワールドへ突入。

これは大人になった今でも基本的に変わっていません。ネガティブな性格はなにかと疲れるし、正反対なポジティブ思考の夫が羨ましく思うことも多々。

でも、ネガディブも一周回れば悪い面ばかりでないと感じています。

わたしはネガディブで心配性な割に、新しいことを始めたり、行ったことのない場所に出掛けたりすることが多く、フットワークが軽いと友達からもよく言われます。

これは「今を逃したらもうできないかもしれない」「次誘われたとき子どもが熱を出すかもしれないから、今行っておこう」というように、出発点はネガディブ発想ですが結果的には何かの行動に繋がっているからなのかもしれません。

この傾向な子どもが生まれて自分ひとりの都合で動けなくなってから、より強くなったように感じます。

子どもが生まれる前の自分と比べると、自由な時間は少なくなった一方で活動力は格段に増えています。

わたしの場合は、家族が増えるごとに心配事が増えるというネガティブさが、フットワークの軽さに繋がっている一面もあるようです。

ネガディブな性格はあまり好きではなかったけれど、ここまできたらいっそとことんネガティブをいいように利用していきたいものです。