おはようございます。
わたしの生活に欠かせないラジオ。耳だけ傾けていれば手を動かして他の作業をできるところがとても助かっていて、なくてはならない存在です。
Voicyのパーソナリティさんもよくお話されているのが、音声の素晴らしさ。テキストデータでは読み取れない発信者の感情だったり考えを、人柄ごと伝えることができる点が優れていると。
これは本当にそう思います。本やInstagramで知っていた人でも、音声でお話しされているのを聞くとますますファンになることもあるし、人の声で聞くと記憶にも残りやすい。音声ならではの魅力って発信する側にも受け取る側にもたくさんあるんだなと感じること多々。
では逆に、音声ではなく文字ならではの魅力ってなんでしょうか?
わたしは学生時代は2日に一冊のペースで本を読むぐらい読書が好きで、文字に対しての抵抗は特にないのですが、最近は音声の魅力についての話をよく聞くので、文字の魅力もあるぞ!と伝えたくなりました。(誰に?笑)
文字の一番の魅力は、余白を楽しむことではなきでしょうか。
例えば、エッセイや小説を読んでいるとき、ハッとする言葉や文章に出会うことがあります。そんなとき、わたしはその言葉を何度も読み直し、自分の中で反芻しながらそっと本を閉じるのです。その続きは、この言葉を自分の中で咀嚼しきってから読みたいという気持ちで。
音声も途中で止めることはできますが、基本的には流れていくもの。文字は自分のペースで止めたり進めたり。そして文字でしか伝わってこないからこそ、これを書いた人はどんな人なのか、どんな気持ちで書いたのかを想像する楽しみもあります。
今の生活ではゆっくり本を読む時間はとれず、専ら音声ばかりになっていますが、もう少し落ち着いたら、余白を楽しむ文字文化も味わい直したいなと思っています。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!