あえて子どもがいる時間に本を読む

何度もここに書いているように、わたしは子どもと遊ぶのが苦手です。

最近の姉妹はオセロやトランプができるようになってきたので、遊び方が決まっている遊びはわたしも一緒にできるのですが、「〇〇ごっこ」のような着地点のない遊びがとにかく苦手。

でも、一緒になって遊びたくはないけれど、子どもたちと同じ空間では過ごしたいというワガママなわたし。

ほとんどが平日の寝る前の時間か休日の昼間なのですが、あえてこの時間に本を読むようにしています。

これはスマホ防止策のひとつでもありまして。

気が付けばスマホを触ってしまい、その姿を子どもに見られているのがなんとなく罪悪感。不思議と本を読んでいる分にはこの罪悪感がありません。

きっと将来の子どもたちになってほしい姿だからだと思います。スマホより本を開いていてほしい。

少し前までは娘たちも一緒に見れたら楽しいかなと、写真がたくさん載っている雑誌や料理本を広げていたのですが、今は普通に文字だらけの小説やエッセイなどを熟読。

たまに長女も隣に来て絵本を広げたり、わたしの本を覗いて「この漢字なんなん?」と聞いてきたり。

わたしもまったくそれを無視するわけではなく、「これはな〜」と答えつつも読書を続行。

前回のブログに書いた土門蘭さんの「死ぬまで生きる日記」も子どもがいる時間に読んでいました。

あまりにもすごい文章だったので、「なぁなぁ〜」と話しかけられた時には「ちょっと今いいとこやし待って!」と言ってしまいましたが…。

ダメな対応だったかなと思いつつも、それほどに読書って面白くて豊かな時間なんだと、本を読むわたしの雰囲気で子どもたちにも伝わっていたら嬉しいな、なんて親の好都合で思っています。 

ひとりでいる時間にしか読書できないと思っていましたが、ある程度子どもが成長した今は、あえて子どもがいる時間に子どもの前で本を読んでいます。