子どもたちに「家事をやってほしい」と、そこまで思わない理由

少し前のブログで、夫との家事分担についてお話しましたが、今日は娘2人と家事の関わりについて思うことを書いてみようと思います。

正直にお話すると、わたしは娘たちにあまり家事をやってほしいと思っていません。

今はまだ小さいから…というのではなく、例えば中学生ぐらいに成長したとしても、家事分担したいとはそこまで思わないような気がしています。

元々わたしはひとりで動く方が好きということが、一番大きいとは思います。

でも、よく考えてみると、どこからが「家事」とするかによって考え方は変わるのかもしれません。

例えば、娘たちには、脱いだ服を洗濯かごに入れたり、食事のあとは食器を運んだり、毎朝の登園準備、帰宅後の荷物の片付けをしてもらっています。

これは「家事」ではなく「自分のこと」。

娘たちには、この「自分のこと」さえちゃんとやってくれれば、それで十分だなと思っています。

最近は、「早くドラえもん観たいから、今日は早めに準備しよう」と姉妹で声を掛け合っているのを見ると、よしよしとニンマリするわたし。

自分のことを自分でできるように、管理できるように、少しずつですができるように。

よく「自分のことを自分でしっかりやってくれることが、ママは一番助かるよ」と伝えています。

娘たちにとっては「自分のこと」でも、代わりにわたしがするとなると途端にそれは「家事」に変わるから。

身の回りの自分のことを終わらせると、たくさん自由時間があるわけですが、ここも家事などはせずに全力で遊んでほしい。

台所での料理は遊び感覚らしく、ちょくちょく覗きに来てくれますが◎

特に長女は来春から小学生になるので、時間も頭も身体も100%好きな遊びに投資できる時間はあと半年。

好きな工作や絵本を思う存分楽しんでほしいな〜と思うのです。

一方で、このまま育つと、家事は母親がやるものという価値観になってしまわないかという懸念もあります。

もちろん娘たちが積極的に手伝ってくれる時は分担したり、台所に来たときは野菜の皮の剥き方を教えたり、お互い苦にならない範囲で家事の共有はしていく方が良いかなと思います。

何よりわたし自身が楽しそうに家事をしている姿を見せることで、家事へのマイナスイメージを与えないことが一番なのかなと考えたり。

正解はありませんが、今の時点ではこんな風に思っています。