わが家は「深度別」家事分担

家事分担。

わたしはこれが苦手だと思っていました。

そもそも家事は苦手だし面倒。できれば誰かにやってもらいたい。

それなのになぜ分担するのが苦手なのか。自分でやった方がラクだと思うのか。

その理由を考えてみました。

①毎日同じ動きをしたい

なんでもルーティン化したいわたしは、基本的に毎日同じ動きをしていたいのです。

なので、「月曜日は夫が朝ごはんを作る」のような曜日別で分担することが苦手。

②相手の動きを気にしなければいけないのがストレス

例えばトイレ掃除を夫担当とすると、夫はルーティンが苦手なため「1日のうちどこかでやればいいや」タイプ。

そうなると、わたしはいつ掃除するんだろうとずっと気になってしまって、それがストレスに。それなら朝早いうちに自分がやってしまった方が1日すっきりした気分で過ごすことができます。

つまり、

ルーティン化したいわたし×ルーティンが苦手な夫

どちらが悪いとかではなく、この組み合わせによって、わたしは家事分担が苦手だという結論に至りました。

でも、よく思い返してみると、わが家は曜日別でも場所別でもなく「深度別」の家事分担をしてることに気付きました。

「深度別」とは、わたしと夫それぞれ気になるところが違うことによって生じる違いです。

わたしは、目で見えているところがキレイであれば満足するタイプ。床やテーブルの上にモノが散らかっているのは気になるけれど、パッと見て片付いていればそれでOK。家中を広く浅く掃除することが向いています。

一方の夫は、服の脱ぎ散らかしや髪の毛が落ちていたりするのは全然気にならないタイプ。(むしろ散らかす本人笑)

その代わり、排水溝の汚れや水回りのサビなどが気になるようで、定期的にカビハイターなどの液剤で掃除をしてくれています。

ダイソン掃除機に溜まったゴミを捨てたり、機器類のメンテナンスも自然と夫の役割になっています。つまり夫は、狭く深く掃除できるタイプ。

この狭く深い掃除場所は毎日する必要はなく、頻度もタイミングも夫に一任。

わたしも「いつやるんやろう」というストレスを抱えずに済んでいます。

平日は毎日出社して家にいない夫にぴったりの家事。

同じ作業を分かち合うのではなく、お互いの動きが干渉しない深度別家事分担。

わが家の家事スタイルを言語化してみると、こんな表現になるのかなと思っています。