開けたくなる、片付けたくなる引き出しづくり

前回は食器収納、主に平皿の収納に使っている家事問屋のディッシュラックについてお話しました。

平皿と同じ引き出しには、小皿類も収納していて、このように定位置をつくっています。

一番小さい豆皿の収納に使っているのは、セリアで購入した仕切り板を外せるタイプの木箱。

その他の小皿類は、いただきもののお菓子が入っていた木箱の蓋部分に入れています。

台所引き出しには、他にもかごや木箱を使っているところが多々あります。

台所のように真っ白な引き出しや、プラスチックケースの引き出しには、どこか無機質な印象がありますが、そこに木やかごを仕切りで使うと、少し温かみが出るような気がしています。

わたしが木箱やカゴが好きなので、引き出しを開けるたびに少し嬉しい気持ちに。

嬉しくなるということは、その状態をキープしたい、きれいを保ちたいという行動につながります。

よく「整理収納の第一歩は、小さな引き出しひとつから」と言われていますが、わたし自身、一度片付けてもすぐにリバウンドしがちでした。

引き出しはその名の通り、引いて出さないと中身は見えません。その分、少しぐちゃぐちゃになっていてもそのまま放置しがち。

でも見えていないのに、開けたらどんな状態かわかっているので心の隅でモヤモヤする…の繰り返し。

おそらくそれは、つい開けたくなるような、その状態をキープしたくなるような引き出しになるまでには至っていなかったからかなと思います。

かごや木箱を引き出し収納に使うようになってから、リバウンドも減りました。

片付けを習慣化できるように、いかに自分を仕向けるか。

わたしにとって足りなかったのは、温かみだったのかもしれません。