おはようございます。
今の家に住み始めて4ヶ月が経とうとしています。
以前住んでいた家は注文住宅。
今の家は中古住宅。
結論から言うと、どんな家に住んでも「もっとこうだったら良いのに…」という気持ちは出てきます。
ただ、それをプラスに捉えるかマイナスに捉えるかは大きな違いがあるなと感じています。
注文住宅の場合、間取りはもちろん、造作の収納棚は高さまでこちらで決めさせてもらうなど、細かいところまで自分たち仕様の家になりました。
でも、一時期はSNSで素敵なおうちを見る度にマイホームブルーに。
「もっとこうすればよかった」「あのときなんでこっちを選んだんやろう」などなど。
自由に決めることができた分、後悔することも多かったのだと思います。
人の好みや考え方は変わっていくもの、建てた当時の家を今の生活に合わせてカスタマイズしていこうと思い直し、家の使い方を色々工夫するようになってからは好きな空間になっていきました。
でも、「何でも自分たちで決められる」ということは、裏を返せば後悔しやすいこともあるのだと感じていました。
そして今の家は中古住宅。
以前の住人が考えた間取り、収納、何より二人暮らしをされていた家なので、4人家族のわが家はまるで違う使い方を工夫しなければいけません。
でも、4ヶ月住んでみて一度もこの家を選んだことを後悔したことはないのです。
もちろん「もっとこうだったらいいのに」と思うところはたくさんあります。
でも、中古住宅だからなのか、自分たちで何も決めていない分、「こうだったらいいのに」が「じゃあこうしてみよう!」と、後悔ではなく前向きな工夫に繋がっています。
備え付けの洗面台は蛇口が短く不便でしたが、交換できることを知り取り替えると快適に。
押し入れは襖を外してオープン収納にすることで、空間を広く見せることもできます。
全部自由に決められる注文住宅と、最初から全部決まっている中古住宅。
両方経験してみて、それぞれに良し悪しはありますが、中古住宅の「決められた範囲の中でいかに工夫するか」の自由さが、自分には合っていたような気がしています。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。