たまには“人生の主人公”から離脱してみる

おはようございます。

少し色々考えることがあって、こんなタイトルを付けてみました。

マイナスな印象を持たれるかもしれませんが、わたしにとっては今たどり着いたプラス方向の考え方なのです。

引っ越し後の生活もだいぶ落ち着き、娘たちは幼稚園へ通い慣れて、家事もルーティン化ができてきて…という最近。

なんとなく自分の中では達成感のようなものを味わえていない気がしていました。

会社員の頃、仕事内容こそ好きではなかったものの、それなりの評価をしていただけたり、色々なスキルが身に付いたりと、小さな達成感は味わえていました。

会社を辞めてから、わたしが毎日しているのは家事と育児。在宅ワークもしていますが、ほぼ一人でやっていて会社員の頃ほど忙しいわけではありません。その分収入も減っています。

これからわたしのやりたいこと、目標って何なんだろうと毎日考えていましたが答えは出ず。

最初は、いつか小さな日用品店をしたいなと思っていたのですが、よく考えると、わたしは素敵なお店を見つけて買い物をする方が好き。日用品店をしたいなと思ったのは、好きなものを眺めながら仕事ができたら楽しいだろうなと思ったからで、それは今普通の生活の中でも叶っていること。

じゃあ他にやりたいことは…?と自問自答した結果、本多さおりさんの本で読んだ「やりたいことは実はもうやっていること」という言葉を思い出しました。

わたしは、写真を撮ることが好き。こんな風にとりとめもない出来事や気持ちを文章にすることが好き。そのどちらも、もう既にやっていること。

ただ、カメラも文章も趣味の領域を出ない範囲で素人。プロになろうという向上心まではないのです。ただ、楽しいから続けたいというだけ。

何も形にならないのに…という葛藤もあってしばらくモヤモヤしていたのですが、ここでもう一つ思い出したのが、ラジオ「チャポンと行こう」の佐藤店長がお話しされていたこと。

「自分が成長していないように感じても、自分が関わって働いているスタッフや一緒に暮らしている家族が成長していれば、それもひとつの自分の成長と捉えてみる」

少し自分の人生を俯瞰して、距離を置いてみて、周りの人のことをサポートする立場になってみようかと。

わたしにとって、主にそれは夫と娘たち。とはいえ、やることは変わらず家事と育児。サポートに回るから、手の込んだ料理を作るとかそういうことではなくて、心の持ち様だけの問題なのですが、「わたしのやりたいことなんだろう、モヤモヤ」と思いながら家事をするよりも、「今は家族を支えることに徹してみる」と決めて家事をする方が身が入りそうな気がしてきます。

その中で、もしやりたいことや目標ができてきたら、その時にしっかり向き合えばいい。

無理やりひねりだした目標に対して空回りしてがんばることはやめようと思った、というひとりごとでした。

雨の季節だからか、家にいると色々と考えこんでしまいますね〜。

前向きに、今の自分にできること、楽しめることをやっていきたいと思います。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!