ドラマから学んだ子どもに伝えたいこと

おはようございます。

子どもたちは今日まで保育園お休み。わたしは普通に昨日から出勤。今日は関西地方を台風が直撃するそうで、昨日の夜から雨風が強くなっています。皆さんもお気を付けてお過ごしください。


今日は、久しぶりに前クールのドラマで観ていたドラマ「教場」を思い出して、これは子どもに伝えたいなと思ったことをつらつらとお話したいと思います。

木村拓哉さん扮する教官の指導を受ける若手刑事として、新垣結衣さんが登場する回。新垣さんは小学生のひとり娘を育てるシングルマザーという役柄だったのですが、娘と二人で合言葉を交わすシーンが何度かありました。

それが「一人でできることは一人で、できないことは二人で」という言葉。

その時はサラッと聞き流していたのですが、今になってこのセリフ深いなぁと。

子どもに「自分のことは自分でできるように」とよく言いますよね。わたしも実際言っています。わが家の姉妹も身の回りのことがどんどんできるようになる年齢になってきたので、積極的にやってくれたときは褒めたりしながら。

これも大切だと思うのですが、こればかり親が伝えると、子ども側としては「自分で絶対やらないといけない」と思い込んでしまわないかなと教場のセリフを聞いて感じました。

「自分一人ではできない」と判断すること、そしてそれを周りに伝えて助けを求めること。この力も同時に身に付けてほしいと思うのです。

例えば体調が悪い時、普段なら一人でできることも誰かに助けてもらいたいことってありますよね。そんな時も「自分のことは自分で」だけを押し付けていると逃げ場なくなるのでは。大人になった時、それが社会生活などでも弊害になることがあるような気がします。

わたしもあまり周りに「助けてほしい」と言えない性格でしたが、子どもが産まれてからはそんなことは言ってられず、自分にできないことは他人に頼ってもいいんだということに気付きました。

子どもたちには、自分のことを自分でやる力、それと共にできないことは周りを頼る力も身に付けてほしい。そういう意味で、この新垣結衣さん演じる親子の合言葉がとてもいいなと感じました。

小学生になると、ますます「自分のことは自分で」を求められる場面が増えてくると思うのでバランスが難しいですが、このセリフを頭の片隅に置いておきたいと思います。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。