「暮らし」と「生活」の違い

おはようございます。

今日もひとりごとなので、読み流していただければと思います〜^^


「暮らし」「生活」

わたしは、この2つの言葉は日常の中でほぼ同じ意味で使っています。が、これまたお馴染みVoicyを聴いていて、この2つの言葉は明確には違う意味なのではと考えるようになりました。

そのきっかけとなったのは、整理収納コンサルタントの本多さおりさんのVoicy(本多さおりは以前から大好きで本も愛読しています)

とある回の配信で、「生活って暮らしより切実なものだよね〜」とお話されているのを聴きました。

そこで「生活」という言葉が付く単語を考えてみると、食生活・学生生活・共同生活・自粛生活などなど。

一方で「暮らし」という言葉を挙げてみると、一人暮らし・古民家暮らし(あまりいい例が思い浮かばない)、他にはよくハッシュタグで見かける○○な暮らしシリーズあたりでしょうか。

「生活」とは、生きる活動と書くように、具体的な日々の生きる営みを表している言葉が多いのかなと感じました。食べること、社会的な繋がりを持って行動することなど。

そう考えると、「暮らし」は日々の生活の延長にある抽象的な状態を表しているような気がしてきます。どんな食生活を送り、どんな人と関わり、日々の生きるための活動が積み重なった結果の、その人らしい「暮らし」。

わたしは今、「暮らしている」というより「生活している」という感覚に近いかなと思います。小さな姉妹とのドタバタな毎日、仕事での葛藤や家事をいかに効率的に回すかなど、その具体的な行動を試行錯誤しながら積み重ねている真っ只中。

朝から娘の鼻血が付いたシーツを洗って、イヤイヤする次女をなだめながら保育園へ行く準備をし、会社員として日中働き、雨の中レインコートで自転車こいで帰ってきて、夕方の家事、子どもの水筒洗いの毎日を終えて寝る時に感じることは

「あ〜今日も生きながらえた〜!」

なのです。

楽しいことがあったとか、今日は嬉しい日だったなんて日は一年に2、3日あれば良い。とにかく家族が元気に過ごすために必死に毎日を送る生活は、まさに切実そのもの。

その積み重ねをしているわが家を写真で撮ってタイトルを付けるとなると、「生活感のある暮らし」という状態になるのかもしれません。

素敵な暮らしを送りたい、好きな暮らしをつくっていきたいと思いつつ、その瞬間瞬間は生活(具体的な行動)を回すことを意識していて、切実さをもって日々大切に積み重ねる。そしてそれを見てくださった方の目には、どんな暮らし(状態)に見えるのかな?と想像しながら写真を撮っています。

「暮らし」と「生活」。言葉から感じる違いについてお話しましたが、どちらを使う方が正しいというのでもなく、雰囲気やニュアンスによってどちらが似合うかというのもあるので、わたしも感覚的に使っていることがほとんどです。

これから先も厳密にこの2つの言葉を使い分けるのではないので、じゃあ何のためにこんなこと考えたんだ?って自分でツッコミたくもなりますが、ただこういうことを考えるのが好きなだけなのです。笑

長々としたひとりごとに、最後までお付き合いいただきありがとうございました!