おはようございます。
昨日までの晴天とうってかわっての雨。どんよりな月曜日ですが、今週もぼちぼち頑張っていこうと気を立て直しています。
さて、今日も昨日に続いてひとりごとのような話になります。久しぶりの好きな言葉シリーズ、というより考えさせられた言葉。抽象的な内容になりますが、テーマは「写真映え」について。お時間ある方はお付き合いいただけたら嬉しいです。
わたしは普段写真を撮るのが好きで、Instagramにも毎日のように投稿しています。日記のような感覚で特に何も考えずに習慣になっているのですが、ある日、この言葉に出会いました。
『本当の幸せは写真映えしない』
近くのお寺の掲示板に掲げられていた言葉です。いつも心に響くような言葉が定期的に張り出されている掲示板なのですが、この言葉はいろんな意味で衝撃を受けました。思わず立ち止まってスマホで写真を撮ってしまうほどに。
なぜこの言葉が心に留まったのか?普段は写真映えを狙って写真を撮っているから?いや、でも割とそのままの景色を写してるつもりやけど?など、しばらくは考えが巡り巡っていました。そこで少し思考を整理した結果…↓
「本当の幸せは写真映えしない」という言葉もある意味真理
「写真映え」「インスタ映え」というと、どのようなイメージが浮かびますか?一般的には、美味しそうな料理や素敵なインテリア、景色、きれいに整えられた家などでしょうか。
一方で、日頃わたしの生活は、盛大に食べこぼしながら食事したりオムツ一枚で走り回る子どもの姿、茶色ばかりのお弁当など映えないものばかり。でも、この言葉には「こんな風に写真映えはしない、ありふれた日常の幸せこそが本当の幸せなんだよ」と気付かされたような気持ちになりました。
「写真映え」も悪くない
最初は「たしかに本当の幸せって写真映えしないところにこそ転がっているものなのかも」と感じていました。でも、それって本当かな?それだけが真理ではないような…という気持ちもあって、うまく言語化できないのですが、写真映えも悪くないんじゃないかと思っています。
わたしの写真が写真映えしているということではまったくなく、でも撮りたいシーンの写真を撮ろうとしていることはあります。
例えば、わたしは普段の生活を写真に残すことが趣味ですが、Instagramに写真を投稿するようになって、格段に料理のモチベーションが上がりました。具体的には、新しいレシピを試したいと、作りたいものが増えていったのです。
どういうことかというと、少し前にお話した好きな料理家さんである榎本美沙さんの新しいレシピ動画を見ては、「わたしもこれを作って写真を撮りたい!」というワクワクした気持ちが生まれます。おいしいものをみんなで食べたいという思いももちろんありますが、写真でキレイに撮りたいな〜というワクワク感が上回っていることが多いのです。写真映えを狙っているというよりは、キレイな写真を撮りたいという感覚。(この違いをうまく言語化できない…)
他には、この週末に家族で夜ごはんを作ったのですが、これはたまたまわたしと夫が同時にキッチンに立つ時間が重なったこともあって、対面キッチンならではの対面料理をすることになりました。なかなかこんなことはないので、家族4人でキッチンに立っている写真を撮りたいなと思い、子供たち2人も呼んで、それぞれに分かれて調理開始!みんなで料理しているシーンを撮ることもできました。(三脚まで出してくる余裕がなく、カメラマンのわたしは写ってませんが。笑)
写真に残したいという気持ちがなければ、わざわざ子どもを巻き込んで料理するという発想自体思い浮かばなかったと思うので、撮りたい写真を撮るという気持ちのおかげで、初めての家族4人で料理が実現しました。
このように、わたしの場合は「写真に撮る、残す」という行為が新しいことへ挑戦したりやる気を出すきっかけになっていることが多々あります。
少し前には換気扇掃除をしている様子を撮影したものをInstagramのリールであげましたが、これも億劫な換気扇掃除のやる気を出すために、とりあえずカメラを回すという流れでやっとできました。
「写真映え」のために何かを整えたり作り込むことは、虚栄心のように他人には映るかもしれません。でも本人がそれで納得していればオッケーなのでは。そしてそれが日々の生活をうまく回すきっかけになっていれば、自己肯定感にもつながると思います。
わたしも、日常の生活感そのままの写真を撮ったり、「こんな写真を撮りたい」と思って料理を作ったり家族との生活で新しいことを取り入れてみたり、「写真映え」はしていなくても「撮ってみたい景色を作る」ことは、家事にも子育てにもプラスに働いていると実感しています。
結論:本当の幸せとは?写真映えしてもしなくても◎
ここまでつらつらとわたしの思い付きで書いてきましたが、結論としてはどうでしょうか?そもそも本当の幸せって何?と、なんだか堂々巡りになってきました…。
でも、幸せかどうかは写真映えするかしないかでは測れない尺度。なので深く考えずに、これからも撮りたいと思った瞬間の景色を撮っていこうと思い直しているところです。
こんなに長々話してきて、結論ないやーん!おいう感じで申し訳ないのですが、本当の幸せとは何か、写真映えを目指す意味なんかについて考えていただけるきっかけになれば嬉しいです。
とーってもぼんやりしたひとりごとですが、最後までお読みいただいた方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございました!