おはようございます。
やっと週末!
今日もゆるゆると雑談にお付き合いいただけたら嬉しいです^^
子どもを育てていると、「どんな子に育ってほしい?」とか「うちの子は○○な子になってほしいわ」という言葉を聞くことがあります。
皆さんは、お子さんにどんな風に育ってほしいか一言で言うと何か思い浮かびますか??
わたしは健康で元気でいてくれたら、多少アホでもOK!ぐらいに思っているのですが、あえて「○○な人に育ってほしい」と言うとすると何が当てはまるのか、ピンとくる言葉が見つからずにいました。
わたしの中のイメージにあるのは、「優しい人」「思いやりのある人」「素直な人」「自分に正直な人」「誠実な人」あたりでしょうか。
最近、これらのイメージを丸っとまとめてくれる言葉を見つけました。
「素朴な人」
素朴という言葉の意味は、自然のままの状態や、素直で飾り気のないこと、などという意味があります。単純で発達していないこと、という意味もあるそうですが、前者の意味合いの「素朴」をイメージしてお話しています。
イメージで言うと『となりのトトロ』に出てくるサツキとメイが近いかも。よく笑い、よく食べ、よく動き、喜怒哀楽を素直に出して、自分にも他人にも正直な姿は何度見ていても心地良く感じます。
こんな風になってほしいというより、今の子どもたちは既に素朴さを持っています。きれいな花を見つけたら喜んで教えてくれたり、虫を見ると「どこに行くんかな?おうちに帰るんかな?」と素朴な疑問を持ったり。大人からすると気にも留めない景色に、感動したり疑問を持ったりする姿を見て、「このままの素朴さを失わずに大きくなってほしい」と思います。
成長するにつれて色々と知識が増え、子どもの頃ように感じることは少なくなっても、日々の小さな出来事に感動したり、人に感謝する気持ちを忘れないでほしい。
自分に素直でいることで、「ありがとう」や「ごめんなさい」も自然といえる人になってほしい。
ありのままの自分を受け入れて、自分の良いところを認めて進んでいってほしい。
こう思う背景には、わたしが素朴な人に憧れているからかもしれません。
素朴であることは、ある意味フラットな状態でいることにも近いようなイメージがあって、自分は自分、他人は他人として、全体を俯瞰しながら自分のことを大切にして生きている人が多いように感じています。
めっちゃ余談ですが、子どもに対して「こんな人になってほしい」というイメージと、自分が独身だった頃の「こんな人と結婚したい」というイメージって案外共通してるのかも。わたしの場合は、カッコつけてない素朴な人がいいな〜と思っていたので。
素朴であることは、わたしにとっては生きていく上で最強の武器のようです。
子どもたちに「こうなってほしい」と思うのは親のエゴのような気もしますが、わたし自身もそうありたいと願っているので、毎日子どもたちと過ごす中で、ほんの小さなことでも一緒に感動したり悲しんだり考えたり、今既に子どもたちが持っている素朴さを伸ばしていけるような暮らし方をしていきたいなと、そんなことを考えています。
今日も雑談にお付き合いいただき、ありがとうございました!^^