冷蔵庫は食材収納だけの場所じゃない

冷蔵庫も収納場所のひとつ。

当たり前と思われるかもしれませんが、最近この当たり前を見直す機会がありました。

これまでは冷蔵庫=食材もしくは食材が入った保存容器を収納する場所として捉えていたのですが、それだけではない!と気がついたのです。

そのきっかけが、ごはんの冷凍保存容器の収納でした。

わが家の冷蔵庫には、通常の冷凍庫と別に小さな引き出しになっている冷凍庫(おそらく急速冷凍できるところ)があって、ここを冷凍ごはん専用スペースにしています。

そして、空になった容器はシンク下に収納場所があるので、そちらに移動。ごはんを炊いたらそこから空き容器を出して保存するという流れ。

つまり、この冷凍保存容器の収納場所は、冷凍庫とシンク下の2箇所にあったわけです。

最近シンク下収納を見直したのですが、この容器よりも優先して収納したいものが出てきました。

では、空の状態の容器の定位置はどこにしようか。

ここで考えたのが、2箇所も収納場所は必要ないのでは?ということです。

冷凍保存容器は5つ持っているのですが、すべてにごはんが入った状態だと冷凍庫に入れているのでシンク下の保管スペースはガラ空き状態。逆もまた然りです。

いっそ、中にごはんが入った状態の容器も空っぽの容器も、冷凍庫スペースに一括収納でよいのでは。

夏の冷蔵庫は混み合うということを以前ブログで書きましたが、冷凍庫のごはん専用スペースはマックス5つの容器が入るように確保しているので、特に問題なし。

冷凍ごはんを入れているスペースは他のものに場所取りをされる恐れがないとはいえ、ただ空いている状態はもったいない。

そこで、ここに空の容器も一緒に収納しようと決めました。

ここでひとつ問題が。

容器が真っ白なため、蓋をした状態では空っぽかどうかパッと見では分かりません。

わたしはいつも冷凍ごはんの残量を確認してから何合炊くかを決めるため、引き出しを開けてすぐに在庫確認できることはとても重要なのです。

そこで、空の容器に関しては蓋を外した状態で収納することにしました。

外した蓋は倒れないように立てています。

冷凍ごはん容器のように、最終的に冷蔵庫もしくは冷凍庫に入れるものは、空の状態のままでも、そもそもの収納場所を庫内にしておくことが合理的なのかもしれません。

そうすることで、台所の他のスペースを空けることができます。

今年は麦茶づくりをやめたのですが、そういえば水出し麦茶を作って保存していたジャグは保管場所がないため、洗って拭いたら空のまま冷蔵庫ポケットに入れていました。

こうすることで、他の家族(主に夫)が麦茶スペースに別のペットボトル飲料を入れて場所を取られるという事態も防げるというメリットもあったのです。

わたしは小さなジャムの空き瓶をいくつかストックしているのですが、その収納場所も冷蔵庫の奥。

究極を言えば、作り置きおかずを入れる用の野田琺瑯やステンレス保存容器の収納場所も冷蔵庫でいいのかも!と思ったり。

でも、料理しながら「あの大きさの保存容器空いてるからこれぐらいの量作ろう」とか無意識レベルで考えてるいるので、やはりパッと見てすぐわかる場所に置いておきたい。

今はステンレスワゴンの見える場所が定位置になっています。

ずっと先のことですが、夫婦二人暮らしになって保存容器の数が今ほど必要でなくなれば、冷蔵庫を空の保存容器収納場所にしてもいいなと考えています。その時使う冷蔵庫の容量にもよりますが。

冷蔵庫は食材を入れるためだけの用途と考えていましたが、台所収納場所のひとつとして考えてみてもよいかもしれません。