わが家のお盆休みは9連休でした。
夫と娘と過ごす1日3食。
外出する予定がある日もあるとはいえ、基本的には家で食べることがほとんどなので、さてどうしようか…と少し憂鬱な気持ちになっていました。
そんな時、タイミングよく図書館で予約していた料理本を借りる順番が回ってきたのです。
蒸籠料理に特化したレシピ本2冊と、野田琺瑯でつくるおやつ作りの本が1冊。
このタイミングで回ってきたのも何かの縁かと思い(だから図書館の予約制度は面白い)、「よし、このお盆休み中は蒸籠と野田琺瑯をテーマにごはん作りをしよう!」と決めました。
予めパラパラと本を見ながら作ってみたいレシピをピックアップ。
料理の組み合わせ(献立)はあまり考えず、作ってみたいものから順にスタート。
平日の蒸し料理はお手入れがラクなステンレス製のスチーマーを使うことが多かったのですが、ここはあえてオール蒸籠で。
色々作っているうちに、最初は憂鬱だったごはん作りも、「明日は何を作ろうかな〜」と毎日レシピ本をめくるのが楽しくなってきました。
野田琺瑯はおやつ以外にパンも焼いてみたいと思い、琺瑯バットで作れるレシピを検索。
枝豆チーズフォカッチャとちぎりパンが家族に大好評でした。
使う道具を決めて料理をテーマ化。
これ以外といいかも!と思った理由。
①作るものの選択肢の自由度が狭まる
献立決めって自由すぎて逆に困ることはありませんか?レシピはすぐに検索できるし、色々な調理道具を使えばある程度何でも作れてしまう。
だからこそ何を作ろうか分からなくなる。
でも、今回は「蒸籠を使って、野田琺瑯を使ってできるレシピ。この本のなかで作りたいもの…」と、ある程度選択肢を少なくしながら自由に選ぶ方がわたしはラクに感じました。
②台所が散らかりにくい
蒸籠と野田琺瑯を中心に調理するので、使って洗って乾かしっぱなし。翌日また同じものを使うので、効率的に台所作業を回すことができました。
蒸し料理ばかりでは家族が飽きるのでフライパンなども使いましたが、集中的に使う道具を決めておくことで精神的にもあれこれ気が散らないような気がしました。
道具を固定化する以外にも、この連休中は麺料理を極める!とか和食のバリエーションを増やす!など、自分なりのテーマを決めて向き合うことで、気付けばあっという間に日が過ぎていたなということもあるかもしれません。
そして、お盆休暇中のごはん作りに関して、わたしの中での裏テーマがもうひとつありました。
それは、「冷凍庫すっきり大作戦」です。
冷蔵庫ではなく、冷凍庫。
これまでお肉や野菜をちょこちょこ冷凍していたものがかなり溜まっていたのです。
お盆休暇は生協宅配が来ないので、どこまで買い出しに行かずに冷凍庫のものを使い切れるかチャレンジをしていました。
途中で納豆やヨーグルト、卵などはスーパーへ調達しに行きましたが、肉や魚は冷凍庫にあるものを組み合わせたり、乾物をかさ増しに使ったりして、最低限の買い出しで済んで冷凍庫もスッキリ。
次は年末年始の長期休暇。
ここもまた生協宅配が届かないタイミングなので、冷凍庫整理をテーマに掲げつつ、ごはん作りのテーマは何にしようかなと今から考えています。