「生活感がある=散らかっている」と思われがちですが、わたしはその逆の場合もあるのではないかと思います。
生活感があるのは、暮らしている証。
趣味のカメラを構えても、きれいに整った部屋を撮るより雑然としたところを撮るほうが楽しい。
家族がそこにいたことの伝わる温度感が、カメラを通して伝わってくる気がしています。
娘たちの上靴を洗って干しているところなんて、まさに今しかないインテリア。
洗った上靴がインテリアとして成立するぐらいなので、わが家から飾るためのインテリアは本当に数少なくなりました。
娘たちや夫、わたしも含めて日々違った生活の跡を残しています。
その景色は毎日少しずつ違うので、飽きることがありません。
洗濯物も水切りかごの中も変わるので模様替えした満足感も得られたり◎
逆説的な表現になりますが、すっきり暮らすためには、生活感を愛でるという考え方もアリではないでしょうか。