やましたひでこさんの「大人の断捨離手帖」を図書館で借りて読みました。
その中で一番印象に残ったのが、「収納しっぱなしは散らかしっぱなしと同じ」という言葉です。
モノは実際に活用されていないと意味がない。引き出しや押入れにきちんと収まっているモノの中にも不要なものがあって、そのままになっている場合、それは散らかしっぱなしと同じこと。
ぐさり。
まさにわたしは床や畳の上、ちゃぶ台に散らかっているもの、目に見えているものは片付けようとするし、収納を考えようとします。
娘たちにも、収納棚から溢れ出ているおもちゃに対してだけ「これもう使わへんやつ?まだ使う〜?」と聞いていたり。
その一方で、もう既に収まっているものは大丈夫と思いがち。
でも、外に出て収納できていないもの=不要なものなわけではなくて、収納されているものの中に不要なものが詰まっているから、今タイムリーに使っているモノが外に出ているわけで。
だからこそ、まずはバックヤード(クローゼットや押入れなど)からの片付けが必要なのだと改めて認識しました。
外に出ているものをとりあえず片付けても一時しのぎにしかなっていなくて、リバウンドさせたくないのであれば時間がかかってでもバックヤードからモノの取捨選別した方が◎
少し前に冬用や寝具を押入れの上段に収納しようとした時、そこは娘たちの2軍のおもちゃやわたしが取っておいた収納グッズでパンパン状態でした。
この時はいつものクセで、寝具を減らすか圧縮してみたらいいのかな…と考え始めましたが、「収納しっぱなしは散らかしっぱなしと同じ」の言葉を思い出して、「いやいや寝具の見直しではなくて、収納されている側(おもちゃと収納グッズ)の見直しが先だ」と思考を切り替えることができました。
モノは使われてなんぼの精神で、定期的にこの言葉を思い出しながらリバウンドのない整理収納を目指したいと思います。