在宅ワーク、メリハリを付けるために意識していること

子育てをしながらでも働きやすい在宅ワーク。

通勤時間がないことで家事との両立もしやすかったりして、今の働き方がとてもありがたく感じています。

その一方で、職場=普段の生活空間であるため、その空間や頭の中を仕事モードに切り替えるのは難しいところでもあります。

そんな中で、メリハリをつけるためにしていること。

一言でまとめると、「自由なところと自由でないところを分ける」ということです。

わたしは動画や写真、文章を書いたりする仕事なのですが、内容は基本的に自由。何でも自分で決めることができます。

だからこそ、逆に仕事内容以外の部分はあえて自由をきかせないようにしてメリハリを付けています。

主には次の3つのことはルーティンとして固定化しています。

①時間

②場所

③仕事の始まりと終わりにすること

まず①について。

わたしの仕事は主にパソコン業務、動画・写真撮影。

色々な方法を試してきましたが、元々10年以上会社員だったこともあり、基本的には会社員時代のような時間割で動くことが自分には合っているように感じています。

始業は大体9時、終業は15時目安。

そして、何から始めようかまだ決まっていなくても、とりあえずパソコンを開ける、と決めています。

メールを確認したりスプレッドシートを確認したりしているうちに、徐々に今日やることや優先順位を組み立ていくイメージ。

昼休みは12時から13時の間に固定。

会社員の頃から続けているオートファジー生活で、昼食は13時までに食べ終えることにしているのをそのまま踏襲。

わたしは就業時間が決まっていませんが、仕事の連絡相手は会社員の方が多く恐らく昼休みが12時からだと考えると、同じ時間に昼休みをとっている方が、お互いストレスなく連絡を取りやすいかなと感じています。

午後からの作業は遅くても15時には終えるようにしています。

そこから洗濯物や洗い物を片付けたりと、細々した家事を済ませてから娘たちのお迎えへ。

もっと夕方遅い時間まで学童も幼稚園も預かってくれるのですが、子どもの睡眠時間を確保するために(19時半消灯)、早めに迎えに行くようにしています。

次に②について。

パソコンなら家の中どこででも作業できるのですが、仕事の場所はここと決めておくのもメリハリをつけるために有効です。

基本的には押入れスペースがわたしの作業場所。

棚板が少し高いので立ったままスタンディングデスクとして使っています。

真夏や真冬はエアコンの効きやすい一番狭い和室にちゃぶ台を置いて作業しています。

最後に③について。

始業スイッチは、コーヒーを準備すること。

今はお湯を沸かして簡単にインスタントコーヒーで、もう少し暑くなればアイスコーヒーをグラスに注いで仕事始めのスイッチ代わりに。

そして終業のスイッチは歯磨きです。

オートファジー生活では13時に食事を終えるので、娘たちを迎えに行く前に歯磨きを済ませることができます。

わたしは大体15時を目安に歯磨きをして、これが仕事終わりのスイッチになり、そこからは家事と子ども関係のことをするようにしています。

そしてもう一つ、仕事のメリハリとして思い付くのが「どこまでが私生活で、どこからが仕事か」問題。

わたしは日常の動画や写真を撮ること、日々の整理収納の見直しをして文章を書くことも仕事のひとつです。

そうなると、私生活と仕事との境界線が曖昧に。

休日はパソコンを開けないようにしつつも、写真や動画を撮ることはあります。

ご依頼いただくリール動画の撮影では、実際におやつや料理を作るシーンがよくあって、せっかくなら出来立てのおやつを娘たちに食べてもらおうと、あえて休日に撮影することも。

ますます境界線は見えなくなるのですが、あえてここは無理に切り分けない方が両方うまく進む気がしています。

ワークライフミックスという感じで、仕事と私生活が互いに共存し合って支え合っている構図。

でも、自由にする範囲と自由にしない範囲(時間や場所、スイッチ)の領域を分けることは意識していきたいなと、まだまだ試行錯誤が続きそうです。