不機嫌な時でも続けられる、寝る前の子どもとのコミュニケーション

寝る前の習慣。

お子さんと何かされていることはありますか?

その日の楽しかったことや嬉しかったことを話したり、ぎゅっとハグしたり。

これが毎日できたら理想だな〜と、わが家では何度かやってみましたが、長続きせず終わりました…。

その理由は、家族の誰かが不機嫌だと成り立たないからです。

娘のどちらかがムスッと怒っていたり、わたしがイライラ不機嫌モードだったり。(←こちらの方が多いかも…)

最初にお話した寝る前のハグやお喋りタイムは、そんな不穏な空気の時こそ、気持ちを切り替えるためにすることなのかもしれませんが、それほどわたしは大きな器ではなく、ずりずりと不機嫌の波に引きづられて、特にその空気を解消することもないまま、娘たちの寝顔を見て後悔…という日々が多くありました。

でも、不機嫌な時でも続けられる寝る前の習慣を見つけたのです。

それは「明日の朝ごはん何にする?」という質問。

果物やおかずはあるものしか出せませんが、白米とパンは大体常備しているので、娘たちには白米かパンかを選んでもらっています。

この二択をしたあとは、「パンにはチーズときゅうり挟んでほしいな〜」とか「卵はゆで卵じゃなくて目玉焼きがいい」など、会話は広がっていきます。

先日は次女が寝る前に拗ねて寝たフリをしていたのですが、耳元で「明日の朝、ごはんかパンかどっちする?」と聞くと、しばらく無言の後「…ごはん」との返答が。

そして急にガバッと起き上がって「鮭混ぜたおにぎりにして!」と少しキレながら伝えてきました。笑

こんな感じで、不機嫌なときも一言は言葉を交わせる話題が、わが家の場合は「明日の朝ごはん」なのです。

ある意味事務的な内容でもあり、わたしも前日から2人が何を食べたいか知っておいた方が効率よく動けるので、疲れていてイライラしていても、寝転がって目を瞑りながら「明日の朝ごはんどうする?」と聞いています。

寝る前に言葉を交わす。

それができれば話す内容はなんでも良い。

どんな機嫌の時でも言葉を交わせる話題を見つけられたことで、少し心が軽くなりました。