こどもの受験のタイミング

おはようございます。

先日、高校時代の友達とランチをしていたときのこと。

上の子ども同士が同い年で次の4月で年長組になるのですが、その友達は小学校受験を考えているとのことでした。

友達自身が小中一貫校に通学していたこともあって、そろそろ受験対策の塾に通わせようかどうしようか悩んでいるらしく。

一方、わたしは高校受験が人生で初めての受験だったので、わが子も中学校までは普通の公立校に通うものという考えしかなく、とても新鮮な話題でした。

そこでまた中学校受験の話も出てきました。

ここ最近、わたしたちが学生だった頃よりも中学受験をされる方が増えているような気がしていて、それはなぜなのかその友達に聞いてみたら、「思春期だったり、これからのやりたいこと、仕事のことを考えるには絶好の6年間なのに、中学3年生で受験にあたってしまうと、その思考を一旦途絶えさせることになるからでは」という回答。

もうひとつ、「中学受験した子の方が将来頭良くなるらしいで」。

「え、なんで?」

「勉強の1番基礎になる小学校の勉強を完璧な理解に近づけていくから」

なるほど〜

たしかに、友達や恋愛、やりたいことを探しながら色々な経験を思いっきりできる期間に、一度受験という壁で立ち止まらせてしまうという場面はあり得るのかもしれません。

そして、小学校の勉強がイマイチ頭に入っていないまま中学校に進学すると、どんどん勉強が苦痛になってくる子もいるのかも…。

ちなみに、夫は中学受験経験者。

「受けてみてよかった?」と友達とのランチから帰った日の夜に聞いてみると、「うーん、小学校の後半は勉強ばっかりであんまり遊べへんかったし、志望校に入ったら入ったで周りがみんな賢いからしんどいときもあった」とのこと。

ほう。

そして大学の偏差値でみると、中学受験の夫も高校受験のわたしも同レベル程度。わが家の1ケースだけの例なので何の根拠にもなりませんが。

わたしは高校受験で初めて目標や計画を自分で決めて臨むことになりましてが、自分でどれだけやれるかの挑戦を15歳という年齢でできたことはよかったのかもしれないという実感もあり。

はっきりどちらの方が良いとは言い切れず、その子どもの特性にもよるし、結論わからーん!となりました。

でも、中学受験は子どもがしたいと言い出さない限り、わが家では受けさせることはない…と今は思っています。

高校受験の段階までなれば、本人の意思で志望校や将来のことを決めることができますが、中学受験の段階では親の考え方や価値観にまだまだ左右されてしまう年齢だと思うので、あまり押し付けがましくしたくない。

本心としては本気で公立校で良いと思っているのですが、受験する子が多かったりすると、一応中学受験という選択肢もあることは示していく必要はあるのかもしれませんが。

今日も答えのないひとりごとにお付き合いいただき、ありがとうございました。