おはようございます。
週末は秋晴れを通り越して暑いぐらいだった関西です。朝晩と日中の寒暖差がありすぎて、早速長女は鼻水。風邪ひいてしまったかな〜。
いいお天気でしたが家の中で過ごす時間が長い週末でした。
今日は久しぶりの好きな言葉シリーズ。
今読んでいる本の中で、なるほどと思った言葉について考えたことをお話ししてみようと思います。よかったら最後までお付き合いください。
今読んでいる本がこちら↓
小川奈緒さんの「ただいま見直し中」です。まだ読んでいる途中なのですが、ひとつの言葉が心に留まりました。
『靴は、行動を決める』
小川さんは東北大震災の際に帰宅困難者となった時、歩きやすい靴を履いていたことから、いつ乗れるかわからない電車を待つのではなく、歩いて帰るという選択をして、早いうちに家族と合流できたという経験があり、それ以降は「出先で地震に遭っても歩いて帰れる靴」を判断基準に、普段から靴を選ぶようになったという話が書かれています。靴選びのポイントは人それぞれですが、わたしの場合は何だろうと考えました。
まず初めに選ぶポイントとして浮かんだのは、
・子どもが走り出した時に自分も全速力で走れる靴。
・全速力で自転車を漕げる靴。
はい、全速力。育児中はやっぱりスニーカーです。
今履いているのはこの2足↓
かなり履き潰しているので、こんな写真ですみません。どちらもニューバランスのもので、履きやすく歩きやすいので気に入っています。
わたしと夫が勤めている会社の福利厚生で、スポーツ関係のものを購入する際の補助が出る制度があり、年に一回、同じタイミングで夫婦のスニーカーを買い替えるのが恒例になってきました。
わたしは新しく購入したスニーカーをメインで履いて、雨の日など汚れそうな日は一年前に購入した先代のスニーカーを履くことにしています。(写真ではネイビーが先代スニーカー)
そして、新たに今年スニーカーを購入すると、ネイビーを手放して、今メインで履いているグレーの方を雨の日用として使う予定です。
20代の頃は、おしゃれに見せることが何よりも重要なポイントで、ヒールを履いていることが多かったのですが(コツコツ歩く音が好きだった)、今の生活では圧倒的にスニーカー派に。自分を取り巻く環境や優先するポイントが変わったんだなぁと感じています。
話が逸れましたが、小川さんの靴のエピソードにはこんな言葉が続いています。
「そして、行動の積み重ねは、生き方へとつながっていく。」
この言葉、本当にその通りだなぁと納得。歩きやすい、疲れない靴を履いているからこそ、もう少し先に行ってみよう、回り道してみよう、一駅歩こう、もう一度戻ってみよう、など、行動の選択肢が増えます。そして行動範囲や選択肢を広げることは、何かの出逢いに繋がったりして、大袈裟かもしれないけど人生の幅を広げてくれるのではないかと思えます。
よく「フットワークが軽い人」なんて言葉を耳にしますが(わたしもよくそう言われたりします)、「foot work」=「足の運び、足さばき」というまさにその通り、足の運びを軽くするには本当に足元を見直すことが大切なのでは…。
そう考えると、先ほどわたしが靴選びのポイントとして挙げた2点は、育児と仕事に追われている主婦の、必死さが出ているところだなと思いつつ、子育てがひと段落した後も、スニーカーに限らないにしても、相変わらず履きやすい、歩きやすい靴を選ぶことで、まだまだ自分の行動範囲や可能性を広げていきたいという思いを持って靴選びを楽しみたい。そんな風に小川さんのエッセイを読んで感じました。
単純にファッションや実用品としてしか見ていなかった靴が、実はドラマの主人公だったような新鮮な感覚。小川さんの文章に引き込まれるように読んだ勢いで、このブログも書いていて、うまくまとまっていませんが、この勢いのまま公開してしまおうと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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