元々読書は好きな方でした。
小学生の頃は歴史上の伝記シリーズやルパン三世、ズッコケ三人組も好きでよく読んでいました。
中学生時代は赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズと三姉妹探偵団シリーズを読み漁り、高校時代は部活に明け暮れてなかなか読む時間はなかったけれど、大学は片道2時間の移動時間を利用して、生協で購入した文庫本を一日一冊ペースで読んでいたことも。(かろうじてスマホ時代の数年前でよかった…)
働き始めてからは、以前書いた「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という本にあるとおり、読書のノイズ性に耐えられずスマホばかり触る生活に。
でも育休中はまた本へ回帰。東野圭吾のミステリー小説にどハマりしてメルカリで大量買い。
図書館近くの家に引っ越してきてからは暮らし系ジャンル(片付け、料理など)の本を借りることがほとんど。
その時々でハマるジャンルや作家さんは変わりましたが、主に読んできたのは小説、エッセイ、暮らし本系、雑誌。
そして今、わたしの読書人生は第二章へ入ったような気がしています。(大げさながら)
そのきっかけは、ブログでも既にご紹介した本たち。
黒川伊保子さんのトリセツシリーズや三宅香帆さんの「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という新書。
恥ずかしながら、わたしは新書という言葉を知りませんでした。(単に新しく出版された本かと思ってた…)
新書とは、専門的なテーマを一般読者向けにわかりやすく解説したもの。学術・時事・歴史・社会・文化など幅広く、専門書と一般書の橋渡し的存在。
自己啓発本とはジャンルの違う、しっかりノイズ性もあるからこそ情報ではなく知識を深められる本。
知らなかったことを知る楽しさ、自分なりの考え方を探る難しさを感じられる新書が面白い!
なぜ働の著者である三宅香帆さんが、ご自身のYouTubeチャンネルでおすすめ新書を紹介されているので、今はその中で興味があるもの、新書慣れしていなくても読めそうなものを図書館で予約しているところです。
もちろんこれまで通り小説や暮らし本も読んでいますが、選書する際に新たなジャンルが加わったことで、さらに読書時間を色濃く楽しめるような気がしています。
そして余談ですが…
三宅香帆さんのYouTubeが面白い!おすすめの本だけでなく、新書とはという話から出版者レーベルごとの特徴、読書グッズなど本の周辺にまつわることを熱量高くお話されています。
わたしはここまで熱量高く本好きなわけではないけれど、三宅さんの動画を観ていると「めっちゃ本が好きなんやな〜!」というのが伝わってきて楽しい。
本についての紹介や解説動画ってこれまで興味はなかったのですが、同じ30代女性がここまで楽しそうに話されているのを観ると不思議と読書したくなるのです。
TBSのYouTubeチャンネルで「Page Turners」というコーナーにも出演されていて、ここでも最近読んだ本についての解説を聴くことができます。
読書熱を再燃させていただき、三宅さんありがとうございます!と伝えたい…!